編集部からのお知らせ

【最新】2018年度、新FIT買取価格が決定! 割賦金単価も

経済産業省は2018年3月23日、再生可能エネルギーにおける2018年度の固定買取価格(太陽・風力・水力・バイオマス他)、割賦金単価を発表。気になる最新のFIT価格が明らかに!

産業用は18円+税
10円台に突入!

経済産業省は2018年3月23日、再生可能エネルギーの固定価格買取制度における、2018年度の新規参入者向け買取価格を発表した。

各区分における買取価格は、以下の通りだ。

※統計はすべて、経済産業省より出典

■太陽
非住宅用太陽光発電(10kW以上2000kW未満)の買取価格は、前年2017年度が21円だったのに対し、2018年度は18円に決定。3円の価格低下により、FIT10円台の時代へ突入する結果となった。

住宅用太陽光発電(10kW未満)は2019年度までの買取価格を決定済で、今年度は、2020年度の買取価格を決定しない。

<非住宅用太陽光 買取価格表>

<住宅用太陽光 買取価格表>

■風力
風力は既に2019年度までの買取価格を決定しており、2020年度の価格は、陸上風力が18円、リプレース(設備更新案件)については16円で据え置きとなることを新たに発表。着床式洋上風力は2020年度の価格を決定しないとしており、浮体式洋上風力は36円で据え置きだ。

なお、2018年度より小型風力(20kW未満)のカテゴリーは撤廃されている。詳しくは過去ページを参照。

>>小型風力発電のFIT価格が大幅値下げ! 対応方法は?

>>小型風力のFIT区分撤廃に悲鳴の声

<陸上風力 買取価格表>

<洋上風力 買取価格表>

■地熱、中小水力
地熱発電、中小水力は全区分で2019年度までの買取価格が決定しており、2020年度の買取価格を以下のように決定。
<地熱 買取価格表>

<中小水力 買取価格表>

■一般木材等・バイオマス液体燃料
一般木材とバイオマス液体燃料は2018年度から別区分化。一般木材等(10,000kW以上)とバイオマス液体燃料(全規模)は2018年度から入札制に以降しており、2018年度は1回(下期)に実施する。一般木材等は、2018年度の買取価格を決定。
<一般木材等 買取価格表>

■その他
その他の区分は、2019年度までの買取価格が決定しており、新たに2020年度の買取価格が決定した。
<その他 買取価格表>

12>

関連記事

2018/02/27 | 編集部からのお知らせ

2018年度も注目の太陽光発電「入札制度」とは?

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 東京都の2024年度予算案 次世代太陽電池やアグリゲーションビジネスを支援...
  2. 【 参加受付中!】2024年4月23日(火)「第29回PVビジネスセミナー」~ 市場動向/PPA・蓄電池の最適化モデル ~...
  3. 新・出力制御対策パッケージ。「蓄電池の活用」を強化へ
  4. 太陽光発電所 銅線ケーブルの盗難被害が相次ぐ 銅の価格上昇が背景に
  5. 2024年度の脱炭素ビジネス【発電側課金・脱炭素オークション・非化石価値取引】...
  6. 太陽光発電所の盗難被害が急増 外国人グループの犯行か
  7. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
  8. 経産省、GX推進で新たな国債発行 系統用蓄電池や次世代太陽電池に重点配分...
  9. パワーエックス 2024年半ばから水冷蓄電池モジュールの量産化へ
  10. 脱原発完遂のドイツの電源構成、どうなるエネルギー費の再高騰リスク?
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.48 | ¥0
2024/01/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ