編集部からのお知らせ

ソーラーシェアリングには「追尾式架台」がベスト!

発電量が固定式の1.5倍に!? ソーラーシェアリングとしては国内最大級の規模で、追尾式の太陽光発電システムを設置している、福島県いわき市にある農園「アグリパークいわき」で話を聞いた。

農地に75基の追尾システムが
並ぶ様は、まさに壮観

観光イチゴ農園として運営されている「アグリパークいわき」を訪ねると、目前に広がる風景に誰もが圧倒されるはず。高さ5mの支柱に25枚のパネルが設置された追型太陽光発電システムが、整然と75基並ぶ。季節に合わせて自動で太陽の方角を追尾するため、積算発電量は通常の固定型に比べておよそ1.4倍〜1.5倍。設置した2014年からの3年間、予測通りに発電しているという。

「震災の復興支援でいわき市に寄付された追尾式太陽光発電を、私の経営するトマトの生産法人で設置したのがきっかけでした。そこで発電した電気はハウスで活用していたのですが、その発電量の多さを見て、今度はこのイチゴ農園の敷地で、売電を行うかたちで追尾式太陽光発電システムを設置をすることに決めました」と語るのは、アグリパークいわきの農園主である鯨岡さん。


EARTH JOURNAL vol.05(2017年秋号)より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【 参加受付中!】2024年4月23日(火)「第29回PVビジネスセミナー」~ 市場動向/PPA・蓄電池の最適化モデル ~...
  2. 東京都の2024年度系統用蓄電池導入事業 特高5件、高圧6件を採択予定
  3. 太陽光発電所 銅線ケーブルの盗難被害が相次ぐ 銅の価格上昇が背景に
  4. 【受付中】5/28火 ケーブル盗難のリアルを知るための「太陽光のリスク管理」セミナー開催...
  5. 太陽光パネルの増設・更新を促進! 2024年度にルール見直し
  6. 市場運用者・広域機関に聞く、長期脱炭素電源オークションが目指すものとは?...
  7. 経産省、新電力ビジネスの経過措置「部分供給」の見直し案 オフサイトPPAへの影響は?...
  8. 【2024年太陽光ビジネス】再エネは「長期安定電源」になる! 事業環境の整備に必須のリパワリング...
  9. 太陽光発電所の盗難被害が急増 外国人グループの犯行か
  10. 脱原発完遂のドイツの電源構成、どうなるエネルギー費の再高騰リスク?
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.48 | ¥0
2024/01/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ