編集部からのお知らせ

SMA製品(MVPS)モンゴルの太陽光発電事業に採用

SMAジャパン株式会社の直流1,000Vの特別高圧専用コンテナソリューションMV POWER STATION 2000XTが、モンゴル国モンナラン地区太陽光発電事業に採用された。この製品で、モンゴル国の低炭素技術普及にむけた取り組みのコスト削減を目指す。

二国間クレジット制度事業
温室効果ガス排出量貢献へ

SMAジャパン株式会社(以下SMA)は、同社の製品である、直流1,000Vの特別高圧専用コンテナソリューションMV POWER STATION 2000XT(以下MVPS)が5台(定格出力10MW)、モンゴル国モンナラン地区太陽光発電事業において採用されたことを発表した。

この事業は、国が進める二国間クレジット制度に基づく設備補助事業の一環で、ファームドゥ株式会社(群馬県前橋市)が出資する現地法人がモンゴル国営送配電会社と売電契約をむすび、28ヘクタールの敷地に太陽光パネルを設置し、パネルの下で野菜栽培を行うことで土地を有効活用する。
石炭が主なエネルギー源であるモンゴルにクリーンなエネルギーを供給し、温室効果ガス排出量削減に貢献するとともに、日本の温室効果ガス排出量削減目標の達成にもつなげる。

採用されたMVPSは、2台の1,000kWセントラルパワコン、昇圧トランス・リングメインユニットがコンテナに収まるようにパッケージ化された製品だ。

今回の採用に関して、SMAの今津武士代表取締役社長は「MVPSは卓越したテクノロジー、安全性、長期にわたる信頼性の高い製品のため、このような事業に最適で大幅なコスト削減を実現します。」と述べている。

関連記事

2021/06/24 | 編集部からのお知らせ

改正温対法が求める「地域主導の脱炭素」

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 東京都の2024年度予算案 次世代太陽電池やアグリゲーションビジネスを支援...
  2. 【 参加受付中!】2024年4月23日(火)「第29回PVビジネスセミナー」~ 市場動向/PPA・蓄電池の最適化モデル ~...
  3. 新・出力制御対策パッケージ。「蓄電池の活用」を強化へ
  4. 太陽光発電所 銅線ケーブルの盗難被害が相次ぐ 銅の価格上昇が背景に
  5. 2024年度の脱炭素ビジネス【発電側課金・脱炭素オークション・非化石価値取引】...
  6. 太陽光発電所の盗難被害が急増 外国人グループの犯行か
  7. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
  8. 経産省、GX推進で新たな国債発行 系統用蓄電池や次世代太陽電池に重点配分...
  9. パワーエックス 2024年半ばから水冷蓄電池モジュールの量産化へ
  10. 脱原発完遂のドイツの電源構成、どうなるエネルギー費の再高騰リスク?
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.48 | ¥0
2024/01/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ