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JPEA、破損した太陽光パネルを適正処分できる企業一覧を公表

台風21号の影響で、西日本を中心に大きな被害が生じている。太陽光発電設備が浸水・破損してしまった場合は適正な処理が必要だ。一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)では、太陽電池モジュールをリサイクルできる産業廃棄物中間処理業者を公表しているため、参考にしてほしい。

壊れた太陽光パネルは
「産業廃棄物扱い」となる

台風や豪雨などの自然災害により、太陽電池モジュールの破損が相次ぎ、発電事業者にダメージが降りかかっている。壊れて使えなくなってしまった太陽電池モジュールは「産業廃棄物」扱いとなるため、適切な処理が必要だ。

一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)は、太陽電池モジュールの適正処理(リサイクル)が可能な産業廃棄物中間処理業者の情報を得たい、とのニーズに応えて今年8月に一覧表を作成・公表した。JPEAは7月に起きた西日本豪雨の際にも「廃棄物処理業者名一覧表」を作成しているが、今回はそれを補完した内容となっている。


一覧はあくまで参考資料
処理の情報収集は自己責任で

なお、本一覧表はJPEAの自主的取り組みとして、産業廃棄物中間処理業者の協力を得て作成したものであるため、JPEAは内容について責任を負わない。本一覧表はあくまでも”参考情報の一つ”として位置づけるとともに、個別案件においては自己責任で必要な情報を入手するなどして判断するよう、注意を呼びかけている。

一覧表は、下記リンクより確認可能だ。

>>適正処理(リサイクル)可能な産業廃棄物中間処理業者名の一覧(JPEA公表)

また、浸水や破損した太陽電池モジュールは、むやみに近づいたり触れたりすると感電の危険性もある。復旧作業の際にはゴム手袋やゴム長靴を使うなどして、慎重に行ってほしい。

参考:水没・破損した太陽光発電設備を処理する際の注意点



DATA

一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)

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