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71市町村がエネルギー自給率100%超!

都道府県では大分県がトップ
自給率10%以上は25県

都道府県レベルのエネルギー自給率はどうだろう。エリアが広く平均化されるだけに、市町村レベルからは大きく落ちるが、それでも着実に増加している。2016年3月末時点で、エネルギー自給率10%以上の都道府県は半数を超え、25県に達している。2012年3月末時点には8県しか超せていなかったハードルだ。

ここには、2012年7月から固定価格買取制度(FIT)が導入された影響が大きい。FITによって再生可能エネルギー「電力」の供給が大幅に増加した結果、「熱」を含むエネルギー全体に占める再エネの割合も高まり、エネルギー自給率が押し上げられた。

都道府県別エネルギー自給率第1位は、やはり地熱発電トップの大分県で32.2%。第2位は、地熱・太陽光・風力・バイオマスと万遍なく導入が進む鹿児島県で24.9%。以下、秋田県22.5%、宮崎県21.8%、富山県20.5%、島根県19.7%と続く。最下位は、東京都の0.6%だ。


取材・文/廣町公則

『SOLAR JOURNAL』vol.21より転載

 

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