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FIT残り期間の収益を最大化 旧型パネルの現状と可能性

FIT開始から10年以上が経過し、初期案件で深刻化するパネル交換問題。サイズ不適合、電気特性の不一致、FIT権利維持という三重の壁に直面する事業者を救うのが、太陽光部材専門ECサイト「ソーラーオフ」を運営する株式会社ベストワンだ。

 

<目次>
1.市場から消えた「旧型パネル」
2.圧倒的な在庫量と徹底した自社管理
3.リユースを「安心」に変える検査と補償
4.日常的な調達パートナーへ

 

市場から消えた「旧型パネル」

2012年のFIT制度開始から10年以上が経過した。当時建設された発電所では、経年劣化や自然災害によるパネル破損が増加している。しかし、交換用パネルの調達で多くの事業者が壁にぶつかっている。当時主流だった1650mm前後のパネルサイズが、市場からほぼ姿を消したのだ。
 
問題はサイズだけではない。現行パネルは高出力化に伴い、電圧・電流といった電気特性も当時と大きく異なる。メーカーは後継機種を提案するが、基本的にサイズが大きくなっており、架台は当時のサイズに固定されているため、数枚の交換のために架台ごと変更するのは難しい。さらにFIT制度の壁が立ちはだかる。事業者としては、できれば出力を変えずに修繕したいのだが…
 
無理難題なこのミッションに、圧倒的な仕入れ力で立ち向かうのが、太陽光部材専門ECサイト「ソーラーオフ」だ。
 

圧倒的な在庫量と 
徹底した自社管理

ソーラーオフの強みは、圧倒的な在庫量・質の高い管理体制・リユース販売ならではのサービスにある。運営元のベストワン社は、国内倉庫に常時約100種類のパネルをストックしている。現行の最新モデルから数年間保管されていた新古品をはじめとする旧型パネルまで、多様なニーズに応える体制が整っている。

特筆すべきは、メーカー直送に頼らず、すべての製品を一度自社で引き受けて管理・配送する独自の仕組みだ。この徹底した自社管理により、高い品質を維持しながら、最短2営業日以内という迅速な発送を可能にしている。また、利用者目線のきめ細やかな対応も大きな魅力である。1枚からの小口発注に対応しているだけでなく、9枚までの注文であればすべて段ボールで個包装して届けるなど、配送時の破損リスクや受け取りやすさにも配慮がなされている。
 
パネル交換問題に立ち向かう ソーラーオフの3つの強み
約100種類の豊富な在庫量
旧型パネルから最新モデル、自社オリジナル製品、リユース品まで約100種類を常時在庫。受注生産で数ヶ月待ちが当たり前の市場において、2営業日以内の発送を実現する。1枚から全国対応が可能で、発電所の稼働停止を最小限に抑える即納体制が強みだ。

合格率約9割の品質管理
リユース品は全数検査を実施。専用機器で電圧・電流を測定し、外観も厳格に検査。もちろん不合格品は流通させない。商品の検査データも管理しており、購買後も安心。独自保証にて販売し、中古品でも安心して導入できる体制を整えている。

迅速な納品と提案力
豊富な自社在庫と、無駄なく構築された物流ラインは、設備復旧におけるタイムロスを極限まで削ぎ落とす。また、専門知識に基づく代替案の提示など、単なる物販を超えた柔軟なサポートこそが、多くの現場から支持される理由だ。


 

リユースを「安心」に変える 
検査と補償

しかし、在庫量だけでは解決できない課題もあった。特に需要が高いのが、FIT初期に最も普及したメーカーのパネル。中古市場だけでは供給が追いつかず、新古品の買い取りも始めたが、それでも足りなかった。そこで同社は昨年、FIT初期サイズを再現した新製品「SO-270P-CS」生産・販売に踏み切った。
 
「SO-270P-CS」の最大の特徴は、1638×982×40 mmという貴重なサイズの再現だ。多結晶60セル、270Wという当時のスペックを忠実に再現し、架台工事なしでの設置が可能。さらにコネクタには、ストーブリ社の純正MC4を採用した。影山氏は「互換品同士だと不具合が生じるケースがある。ソーラーオフブランドのコネクタ・ケーブルは純正しか扱っていない」と、細部へのこだわりを語る。


 

日常的な調達パートナーへ

仕入れ面では、大手リユース事業者との連携に加え、自社による直接買取も実施。調達したパネルはすべて、専門スタッフが電圧・電流の測定や外観チェックといった個別検査を行い、厳しい基準をクリアした製品のみを厳選し販売している。
 
また、メーカー保証が付帯しないリユース品の懸念を払拭するため、同社独自の製品保証を提供している点も大きな特徴だ。確かな検査体制に裏打ちされた品質と、万が一の際の補償を両立させることで、中古品であっても安心して導入できる仕組みを整えている。影山氏はサイトを見て目当ての品がなかったとしても、一度声をかけてほしいと呼びかける。
 

 
サイト開設10周年を迎えた2026年、展示会への出展など新たな挑戦にも意欲を示す影山氏は「廃番品の駆け込み寺から、日常的な調達パートナーへ進化したい」と語る。リユース業界を牽引するソーラーオフの動きに要注目だ。

 

問い合わせ

ソーラーオフ/株式会社ベストワン
神奈川県横浜市港北区新横浜2-12-8 扶桑ビル5F
TEL:045-620-5548


取材・文:森 英信

SOLAR JOURNAL 56号より転載

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