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工場・倉庫の課題解決! FIP転にも威力を発揮!! 「Smart-EMS」で大型蓄電池の最適運用を実現

太陽光や蓄電池の導入が進む一方で、その設備を“どう活かしきるか”が次の課題として浮上してきている。オムロン フィールドエンジニアリングは、豊富な実績を誇る自社開発の「Smart-EMS」を核に、オンサイトとオフサイト双方で大型蓄電池の価値を最大限に引き出すソリューションを展開する。

 

<目次>
1.エネルギーマネジメントが経営の核心に
2.全国140拠点の現場力 創・蓄・省をワンストップで
3.大型蓄電池の導入実績30MWh 価値を引き出すエネマネ技術
4.「Smart-EMS」が高める大型蓄電池の経済効果
5.「工場・倉庫」の課題解決 電気代を削減し、BCPを実現
6.アグリゲーターとして「FIP転換+蓄電池」を支援
7.エネルギーの価値を引き出す課題解決のソリューション

 

エネルギーマネジメントが
経営の核心に

脱炭素化の進展と不安定化する国際情勢、さらには自然災害の頻発を背景に、製造業や物流倉庫などエネルギー多消費事業者にとって、エネルギーマネジメントは経営課題そのものとなってきている。太陽光発電の導入は着実に進んできたが、「発電した電力を使い切れない」「期待した節電効果が得られない」「ピーク電力対策が頭打ち」「BCP対策として十分でない」といった声も聞こえてくる。

こうした中で注目されているのが、大型蓄電池を活用したエネルギーの有効活用だ。蓄電池は導入するだけでは十分な価値を生まない。発電量、需要、価格、非常時対応といった複雑な条件を踏まえ、いかに“効率よく使い切れるか”が成否を分ける。

このエネルギー価値を引き出す制御・運用を中核に据え、太陽光・蓄電池による経済効果の最大化を図っているのが、オムロン フィールドエンジニアリング(以下、OFE)である。
 

全国140拠点の現場力
創・蓄・省をワンストップで

OFEは、オムロングループにおいて長年、社会インフラや産業設備の保守・メンテナンスを担ってきた。全国140拠点に、約1200人のカスタマエンジニアを擁する課題解決のスペシャリストだ。

エネルギー事業では、「つくる(創エネ)」「ためる(蓄エネ)」「へらす(省エネ)」を、診断から設計・調達・施工、運用、保守までワンストップで提供する。太陽光発電設備の施工実績は、工場や物流倉庫を中心に累計約150MWに達し、屋根上だけでなくカーポートや垂直設置など、敷地条件に応じた提案力も強みとなっている。
 


 

大型蓄電池の導入実績30MWh
価値を引き出すエネマネ技術

製造業を中心に、大型蓄電池の導入実績も豊富だ。累計容量は約30MWhに及び、再エネ比率向上やBCP対策といった需要家ニーズに応えてきた。

太陽光発電と蓄電池だけでは、停電時に安定した電力供給を維持することは難しい。複数のパワーコンディショナーが自立運転に入ると、周波数がそろわず電力を合流できないケースもある。蓄電池を核として、構内グリッドの周波数基準を合わせることで、はじめて太陽光と連携した安定運用が可能になる。

だが、こうした高度な運用を支えるには、制御の司令塔が不可欠だ。そこで重要な役割を果たすのが、OFEが開発した「Smart-EMS」なのである。
 

《右図捕捉》エネルギーマネジメントシステム
通常モード:PVの余力電力を充電し備える
BCPモード:特定負荷に給電 太陽光発電も連携させ長期間の給電が可能
省エネモード:ピークカット運転を実施しながらBCP容量も確保

 

「Smart-EMS」が高める
大型蓄電池の経済効果


OFEのSmart-EMSは、単なるエネルギーの見える化や監視システムではない。創エネ・蓄エネ・省エネを一体で制御するとともに、大型蓄電池の運用により最大の経済効果を得るためのプラットフォームとして機能する。

現地にはローカルEMSを設置し、インターネットでSmart-EMSクラウドと接続。需要家はPCやスマートフォンで簡単な設定を行なうだけで、難しい制御はクラウド側(OFE)で確実に行ってくれる。
 

「工場・倉庫」の課題解決
電気代を削減し、BCPを実現

Smart-EMSの代表的な活用シナリオは、大きく分けて2つある。1つめは、工場や物流倉庫などオンサイトに設置した「太陽光+蓄電池」の制御・運用だ。

太陽光は投資回収の目途を立てやすいが、蓄電池は単体では回収が難しいケースも多い。そこで、太陽光と蓄電池をセットで導入し、Smart-EMSで最適制御を図ることで経済価値を最大化する。全体として、投資回収期間の大幅短縮が可能となる。 

Smart-EMSは、独自の需要予測・発電予測により、蓄電池の充放電を最適に制御するとともに、複数のパワーコンディショナーの指令塔ともなる。これにより、ピーク電力の抑制や自家消費率の向上を実現し、太陽光発電の余剰活用で電気代削減を行いながら、停電時のBCPに備えられる。さらに、余力を活かして容量市場等で取り引きを行ない、インセンティブを得ることもできる。
 

オンサイト
工場・倉庫の「太陽光+蓄電池」を最適制御

オムロン制御機器の国内生産拠点(綾部事業所)でも太陽光併設蓄電池を運用


●太陽光パネル 2060kW(うちカーポート型600kW)

「Smart-EMS」は工場稼働データからの需要予測、天気予報からの発電予測をもとに蓄電池の最適制御を実施。電気代削減、再エネ率向上など様々な課題解決を実現する。


●大型蓄電池 出力500kW/容量2,400kWh

 


 

アグリゲーターとして
「FIP転換+蓄電池」を支援

2つめの柱が、太陽光発電所に併設される蓄電池だ。FITからFIPへの移行が進む中、発電事業者にとって、卸電力市場での売電が大きな負担となっている。

OFEは、太陽光発電所に蓄電池を設置するEPCに加え、Smart-EMSを用いたアグリゲーターとして、売電の実務など導入後の運用からメンテナンスまでトータルにサポートする。

FIP転に伴う運用は専門性が高いが、同社がアグリゲーターとして市場対応を担うことで、発電事業者は複雑な業務から解放される。オンサイトで培った大型蓄電池の運用ノウハウが、オフサイトでも活かされているのだ。

なお、OFEではPVシステムや蓄電池はトレンド変化が激しいため、特定メーカーに縛られないベンダーフリーの機器選定を行っているという。既存設備との相性や、価格・性能・国産志向など、顧客の要望に応じた提案ができることも同社の強みとなっている。

オフサイト
「FIP転換+蓄電池」の運用スキーム

複雑なFIP制度下での運用をオムロン フィールドエンジニアリングがアグリゲーターとして実施
 

 

エネルギーの価値を引き出す
課題解決のソリューション

OFEが強調するのは、「太陽光や蓄電池ありきではなく、課題起点でソリューションを提案する」という姿勢だ。Smart-EMSを核に、オンサイトとオフサイトそれぞれにエネルギーの価値を最大限に引き出すOFE。そのソリューションは、脱炭素と経済性、レジリエンスを同時に追求する事業者にとって、有力な選択肢となることは間違いない。
 

問い合わせ

オムロン フィールドエンジニアリング株式会社
東京都中央区新川一丁目28-23
TEL:03-6773-5871

PV EXPOに出展!
ブース番号:E1-21


取材・文/廣町公則

SOLAR JOURNAL vol.56(2026年冬号)より転載

Sponsored by オムロン フィールドエンジニアリング株式会社

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