製品・サービス

HUAWEI、蓄電池ソリューションを刷新。全領域で「安全性」と「信頼性」をさらに強化

ファーウェイは、住宅用から系統用まで、すべての導入シナリオを貫いて蓄電池ソリューションを刷新した。多層的な保護設計や高効率運用を実現する最新技術を投入し、次世代蓄電システムの新基準を打ち出す。

 

<目次>
1.住宅用/7kWh単位の積上げ式 安全性を追求し、施工性も向上
2.中規模産業用/パワコン内蔵型 215kWhオールインワンESS
3.大規模産業用/一次調整力対応 蓄電所向け5kWh級コンテナ

 

ファーウェイは、「PV EXPO 2026」において、定置型蓄電システムのあらゆる導入シナリオに対応する製品群を発表する。

住宅分野では、新ZEH基準の導入や自治体による太陽光設置義務化の流れを受け、蓄電池は新築住宅の標準装備へと近づいている。産業分野では、自家消費型太陽光の普及や電力コスト上昇を背景に、蓄電池の導入が急増。さらに系統用では、需給調整市場や容量市場への参入を見据えた高性能ESSが求められている。ファーウェイはこれらすべての領域に対し、統一した安全思想と高度なデジタル技術を基盤にしたソリューションを提示する。

ファーウェイが掲げる理念は「高品質」。それは、高信頼性(長寿命・安定動作・低故障率・メンテナンスフリー)と高安全性に立脚している。今回のEXPOで展示される製品群は、まさにこの理念を体現するものと言える。

住宅用から大規模産業用まで全シナリオをカバーし、ファーウェイは蓄電システムの新たな基準を打ち立てる。再エネ主力電源化が進む中、蓄電池は電力インフラの中核として不可欠な存在となる。同社の製品群は、その未来を支える基盤として重要な役割を担うことになるだろう。
 

住宅用/7kWh単位の積上げ式
安全性を追求し、施工性も向上

住宅用蓄電ソリューションとして、単相ストリング蓄電池「LUNA2000-7/14/21-NHS1」とハイブリッドパワコン「SUN2000-4.95K-LB0-NH」の組み合わせを提案する。同蓄電池は6.9kWh(使用可能容量)の蓄電池モジュールを縦に連結することで、13.8kWh、20.7kWhと3段階に拡張する。パワコン1台につき蓄電池2台の接続が可能なので、同パワコン1台で41.4kWhの大容量蓄電システムを簡単に構築することができる。さらに、同パワコンは住宅用初の2台自立並列運転に対応しており、停電時でも最大9.9kWの自立運転を実現する。

蓄電池、パワコンともに安全性は極めて高い。5層安全保護設計のもと、住宅用でありながら蓄電池には内蔵消火モジュールを装備。万一の熱暴走にも、圧力開放機能で安全を確保する。パワコンにはAI活用型のAFCI(アーク検出遮断器)が搭載されており、火災の原因となる直流アークを瞬時(検出後0.5秒以内)に遮断する。

蓄電池の環境耐性も強化されており、IP66/高耐久仕様の防塵防水性能に加え、マイナス20℃から55℃までの広い動作温度範囲を実現。低温時にセルを自動加熱する温度調整システムも内蔵する。また、動作音はわずか29dB未満と静粛性にも優れている。

加えて、ファーウェイならではのFusionSolarアプリにより、発電・蓄電・消費・売電を一括管理することができる。

DATA

住宅用パワーコンディショナー
SUN2000-4.95K-LB0-NH

住宅用蓄電システム
LUNA2000-7/14/21-NHS1

積上げ式で簡単・確実・安全な施工
モジュール間はケーブルレスで接続され、積み上げるだけで自動的に認識される構造を採用。誤接続検知機能も備え、施工時間の大幅短縮を実現した。

 


 

中規模産業用/パワコン内蔵型
215kWhオールインワンESS

中規模産業用蓄電システム「LUNA2000-241-2S1-DS」は、DCDC、パワーコンディショナーを筐体内部に搭載。AC/DC一体型プレハブ構造により、現地での組立・配線作業の最小化を実現した。

同製品は、業界初のTÜV Level3(Prime)認証を獲得するなど世界最高水準の安全性を誇る。正圧酸素遮断構造と指向性ガス排気ベントにより、熱暴走や延焼リスクを根本から抑制。13種類の故障警報やリアルタイム漏れ電流検出などにより電気的安全を確保。セルからシステム全体まで、熱・電気両面での多層的な安全設計が貫かれている。

性能面では、電池パックごとに オプティマイザー(BMU) を搭載し、充放電残量(SOC)0―100%の満充電・完全放電を可能にする。また、RTE91.3%、DOD100%の高効率を達成し、エネルギーロスの最小化に成功。さらに、液冷・空冷・廃熱回収を組み合わせたハイブリッド冷却方式により、補機電力を約30%削減する。

系統停電時には自動ブラックスタートで即時に自立運転を開始し、215kWhの大容量で長時間バックアップが可能。マイクログリッド制御に対応し、重要負荷への電力供給を継続する。

O&Mの簡素化も図られており、自動SOC調整機能により、資格者の立ち合いが不要になった。また、FusionSolarで稼働状況を可視化。AI異常診断機能でトラブルを未然に防ぐ。

DATA

中規模産業用蓄電システム
LUNA2000-241-2S1-DS



圧倒的な設置効率
三方向近接設置が可能なため、限られた敷地でも設置効率が高い。多数設置により蓄電所の構築も可能。

 


 

大規模産業用/一次調整力対応
蓄電所向け5kWh級コンテナ

大規模産業用蓄電システムとしては、5MWhの「LUNA2000-5015-2S」と2.5MWhの「LUNA2000-2507-2S」を発表。住宅用や中規模産業用同様、いずれも圧倒的な安全性と高品質が大きな魅力となっている。

両製品ともセル・パック・ラック・システムの四重保護を備え、熱暴走の伝播防止や排煙処理など、多層的な安全設計を採用する。セルレベルでは、100回分の性能テストを行い、圧壊による熱暴走を抑止。電池パックレベルでは、排煙システムの搭載で発火を防ぎ、システムレベルでも、全面的な保護構造により爆発リスクを抑えている。

技術面では、蓄電パックごとのオプティマイザー搭載により、自動SOC校正における誤差3%以内を実現した。0.2秒の高速出力制御により、需給調整市場の一次調整力に対応する。さらに、RTE91.5%(0.25C)、稼働率99.9%の高効率設計により、卸電力市場でのアービトラージや容量市場での収益アップにも大きく貢献。系統用蓄電池(蓄電所)としての運用に最適なシステムに仕上がっている。

O&Mでは、自動SOC校正により従来必須だった立会い作業を不要とするとともに、FusionSolarによる遠隔監視で複数サイトを一括管理できるようになった。さらに、日本国内に産業用蓄電池のアフターサービスチームが常駐し、365日稼働のコールセンターや国内在庫による迅速な対応体制を整えている。

DATA

大規模産業用蓄電システム
LUNA2000-5015-2S

 

問い合わせ


華為技術日本株式会社/ファーウェイ・ジャパン
東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエアウエストタワー12F
TEL:03-6266-8051

 

PV EXPOに出展!
ブース番号:E11-6


取材・文・写真/廣町公則

SOLAR JOURNAL 東京EXPO号(2026年冬)より転載

Sponsored by 華為技術日本株式会社/ファーウェイ・ジャパン

アクセスランキング

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.56 / ¥0
2026年2月13日発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ