【SMART ENERGY WEEKリポート①】家産家消を実現する蓄電システム & アメリカ発 家庭用蓄電池
2026/04/01
3月17日から3月19日にかけて、東京ビッグサイトで開催された「スマートエネルギーWeek春 2026」。太陽光発電をはじめ、さまざまな脱炭素ソリューションが一堂に会した本イベントで、編集部が注目した企業をpick upし紹介する。
単機能蓄電システムの新モデル「ESS-U5シリーズ」
ニチコン株式会社

当日のニチコン株式会社ブースの様子
ニチコンは、単機能蓄電システムの新モデル「ESS-U5シリーズ」を発売した。家庭用蓄電システムで実績を積み重ねてきた同社が、既設の太陽光発電システムにも併設できるモデルとして開発したもので、自家消費ニーズの高まりに応える製品となっている。
本製品は、昼間に発電した電力を蓄え、夜間や天候が優れないときに活用することで電気代の抑制に役立つほか、停電時には自動で電力供給へ切り替わり、家庭の安心を支える。全負荷・特定負荷の選択にも対応し、各家庭の使い方に合わせて柔軟に利用できる点も特長だ。
再エネの普及や災害への備えが重視される中、「家でつくった電気を家で使う(家産家消)」という暮らしを後押しする選択肢として関心を集めている。
プレミアム層に特化した住宅用エネルギーソリューション
FranklinWH社

当日のFranklinWH社ブースの様子
米国シリコンバレー発のFranklinWH社は、プレミアム層に特化した住宅用エネルギーソリューションで存在感を高めている。ハイブリッド蓄電池システムとエネルギーマネジメントを一体化し、高品質な製品性能に加え、アフターサービスやデザイン性まで含めた総合的な価値を重視している点が特徴だ。
すでに米国で別荘などへの導入が進んでいる。太陽光発電との連携や停電時のバックアップなど、エネルギーの自立性を高められる点が評価されている。
同社は、品質やサービスを重視する顧客層は米国と日本で共通しているとみており、価格帯も両市場で大きく変えず展開していく方針。迅速で誠実な対応を強みとしながら、日本においても長期的な関係構築を前提に市場開拓を進めていく考えだ。
文:大根田康介






