安定のサプライチェーンが強み! Tongweiの高効率モジュール新登場
2023/06/02
2022年、モジュール生産に新規参入した世界有数の多結晶シリコン太陽電池セルのサプライヤーであるTongwei。安定したサプライチェーンを基盤に、よりよいサービスとサポートを追求し続ける同社の新商品に迫る。
Tongweiの成都工場は同社の主要な生産拠点の1つだ。
モジュール生産の評価も高く
生産能力は80GWに到達へ
2006年に太陽光発電事業に参入したTongweiは十数年で急速に成長し、完全なサプライチェーンを有する世界トップクラスの多結晶シリコン太陽電池セルのサプライヤーとなった。独自の知的財産権を持つのみならず、最先端の製造能力、最高の自動化とインテリジェント化、最大規模の多結晶シリコン太陽電池セルメーカーとして業界をリードしている。2022年にはセル累積出荷量が100GW超、シリコンの月間出荷量が世界一となり、新たに自社によるモジュールの製造・販売も開始した。
サプライチェーンの中枢を担うモジュール製造拠点の様子。
モジュール生産を始めて半年余りだが、同社のモジュールは、世界中に調査員を配置するエネルギー専門の研究機関ブルームバーグ・ニュー・エネルギー・ファイナンスによって「Tier1」と評価された。これは、モジュールメーカーとしての高い信頼性と業績が世界で認められたことを意味する。 シリコン調達も含む幅広いサプライチェーンによって、2023年末までに年間生産能力を80GWに伸ばす見通しだ。
住宅から大規模発電所まで
幅広いラインナップも魅力
TWMND-54HS415-435W N型ハーフセル片面発電モジュール(54型)
日本市場向けに展開する同社のハーフセルモジュール「TONGWEIハーフセルモジュールーN型プロダクト」のモジュール変換効率は、 TNC技術によって23.5%に。曇りの日や朝夕など日射の弱いときでも優れた発電能力を発揮するのが強みだ。「N型ハーフセル片面発電モジュール(54型)」はモジュールの最大出力が435W+以上に達し、住宅や事業所の屋根などにおける自家消費に適している。
TWMND-72HS560-580W N型ハーフセル片面発電モジュール(72型)
「N型ハーフセル片面発電モジュール(72型)」には大容量の580W+以上に達し、大規模発電所にも対応できる。「TONGWEIハーフセルモジュールーN型プロダクト」は、住宅、商業施設、工業施設の屋上から大規模な地上発電所まで、あらゆるシーンに対応するように設計されている。幅広いラインナップによって、あらゆる需要家のニーズに応える体制を整えている。
The Head of APAC and MEA.
陳方舟 氏
アジア・太平洋地域の責任者である陳方舟氏は「太陽光発電業界のリーディングカンパニーであるTongweiは、高純度シリコンの調達からモジュールの製造、発電所の建設や運営に至るまで幅広いサプライチェーンをカバーしています。こうした強みを生かしながら、お客さまによりよいサービスやサポートを提供することを目指しています。一人でも多くの日本のお客さまに当社の製品の魅力を知ってほしい」と意気込みを語る。
問い合わせ
Tongwei
mail:sales@tongwei.com
取材/山下幸恵 (office SOTO)
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