「ANDPAD受発注」の導入で業務を効率化!施工品質のさらなる向上を目指す
2025/08/06

架台メーカーとしてEPC事業にも力を入れる動力は、施工管理に加えて、受発注業務にもANDPADを活用している。「施工品質を向上するためにANDPADは欠かせない」と話す動力九州営業所の西岡晋宏所長に、ANDPADの活用法を聞いた。
アンドパッドのスタッフと株式会社動力九州営業所 所長 西岡晋宏氏(写真右)
現場からの資料のリクエスト
ANDPAD上で完結
動力は、架台メーカーとして独自のさまざまな太陽光架台を開発するとともに、設計・工事、メンテナンスといったEPC事業にも力を入れている。受注件数が増える中、紙のファイルとメールによる管理手法に限界を感じ、6年前にクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を導入した。写真や図面、工程表などの資料を一元管理できるANDPADを活用し、あらゆる情報を集約して情報の共有やコミュニケーションの円滑化を図ったという。
ANDPADが業務の要になっています
「以前は、現場から資料を送ってほしいと言われると、大容量のファイルをメールし、届いたかどうか電話で確認していました。今は、必要な情報をすべてANDPAD上にアップしているので、『ANDPADのここを見てください』と伝えるだけで完結し、担当者の負担が軽減されています」と西岡氏は話す。
細かいルールも全社で統一
施工品質のアップを目指す
業務効率化の手応えを感じたことから、続いて、見積・発注・納品・請求を一気通貫で管理できるシステム「ANDPAD受発注」の活用を始めた。各担当者が作成していた見積書や注文書などをANDPAD上に取り込み、全社でフォーマットを統一した。また、外注工事の完了報告などもANDPADを通じて行うフローに変えた。「フローを変更することに戸惑いを感じる協力会社もいましたが、繰り返し説明して理解してもらい、今では『スマホでできるから便利だね』と言ってもらえます。納品や検収のステータスを全社で共有しやすくなり、ANDPAD上で請求業務もできるようになったので、月次決算のスピードが格段に上がりました」と西岡氏は笑顔を見せる。
また、請求書などを電子化したことで、電子帳簿保存法やインボイス制度といった法令への対応もスムーズにできたという。「ANDPAD受発注の導入は、業務フローやフォーマットを今一度見直す良い機会になったと感じています。案件の管理は煩雑で、ともすると属人的になりがちですが、施工の品質を高めるには、全社で統一したルールを運用することが大切です。今後は、現場でより詳細な指示を行えるようにANDPADをもっと使いこなして、施工品質の向上に役立てていきたいと考えています」と西岡氏は前を向く。
現場とバックオフィス、それぞれの活用法をリポート
ANDPADならここまでできる!
受発注業務の工数を大幅に削減!
協力会社の納品完了などのステータスを迅速に共有し、帳票を電子化することによって、月次決算の締めを早めることに成功した。
案件ごとのステータスを逐次共有
請負工事を追加発注する際も、ANDPAD上ですぐに注文書を再発行できる。
請求書などの帳票の作成もANDPAD上で完結。押印や郵送の手間を省略できる。
管理の効率化で施工品質アップ!
施工に必要な資料はすべてANDPADで共有。現場での不明点をなくすことで施工の品質向上を図っている。
明確な指示で現場の手戻りを軽減
ANDPADを通じた精緻な指示で協力会社の認識や解釈のギャップを埋め、施工品質の向上を目指す。
必要な情報をANDPAD上に集約してペーパーレス化。紙ファイルを持ち歩く負担も減った。
取材協力
株式会社動力
九州営業所 所長
西岡 晋宏氏
社名には、「エネルギー」という意味の他、人べんをつけると「働く力」、ローマ字表記では「努力」とも読めることから、「チームワークで新たな時代を支えるエネルギーになる」という思いが込められている。
問い合わせ
株式会社アンドパッド
東京オフィス:東京都千代田区神田練塀町300 住友不動産秋葉原駅前ビル8階
TEL:03-6831-4551
取材・文:山下幸恵(office SOTO)
写真:鍋田広一(パンフィールド)
SOLAR JOURNAL vol.54(2025年夏号)より転載
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