系統用蓄電池ビジネスに新風が吹く リライズエナジー、日本市場に本格参入
2026/03/12
蓄電システムの開発から製造、運用までを一貫して手がけるリライズエナジーが日本市場で本格展開を進めている。独自の液冷技術と15GWhを超えるグローバルな実績、日本仕様へこだわりを強みに、系統用蓄電池の高度化に挑む。リライズエナジー共同創業者/CEOの張佳婧氏に、同社の強みと日本での展望を聞いた。
1.豊富な実績で日本市場に挑む総合蓄電ソリューション企業
2.不燃性液体による浸漬式構造で安全性と長寿命を両立
3.日本に最適化した製品設計2MW/8MWh特化モデル
4.多様な電力市場運用を支え電力インフラの高度化に貢献
豊富な実績で日本市場に挑む
総合蓄電ソリューション企業
2019年の設立以来、リライズエナジー〔※深圳市远信新能源有限公司(深セン遠信エネルギー有限公司)〕は、開発・設計・製造・運用保守まで蓄電システムのバリューチェーン全体をカバーするソリューション企業として成長を遂げてきた。ブルームバーグNEFの「Tier1」認定や、S&Pグローバルの蓄電システム供給企業ランキング世界トップ10入りなど、国際的な評価も高い。
同社は2023年以降、海外展開を加速させ、20カ国超の国と地域で累計15h超の導入実績を有している。日本においても、既に2MW/8MWhの系統用プロジェクトを完了させ、現在も複数の案件を進めている。
※このページを英語表記、中国語表記にすると社名が変わり他社の社名になります。正しくは日本語ページに掲載されている社名です。
不燃性液体による浸漬式構造で
安全性と長寿命を両立

同社の新開発セル「RelyEZ Pack 52-2」
系統用蓄電池の導入においては、熱暴走や延焼リスクへの対応が重要な技術課題となる。同社の新開発セル「RelyEZ Pack 52-2」は、安全性を最優先に再設計された。
セルを特殊な不燃性絶縁冷却液内に配置する浸漬式(液中配置)構造とすることで、空気との接触を物理的に抑制し、万一の異常時にも延焼しにくいものとなっている。この構造によりセル間の温度差は2・5℃以内に抑制され、1万2000回以上のサイクル寿命と20年超の設計寿命を実現した。さらにマイナス40℃から60℃までの動作温度範囲に対応し、さまざまな環境条件下での安定運用を可能としている。
張氏は「蓄電池を長期にわたり安定して運用するためには、消防・延焼リスクへの構造的配慮など安全性を確保することが重要です。当社は構造設計と熱管理の両面から、安全性と信頼性の向上に取り組んでいます」と語る。
日本に最適化した製品設計
2MW/8MWh特化モデル

日本の導入環境を前提に再設計された蓄電システム Venture Pro 265
日本では、設置スペースに加え、搬入経路の道路幅員や重量制限、地盤条件、さらには消防要件などが蓄電池導入時の重要な検討要素となる。
同社の「Venture Pro」シリーズは、こうした日本の導入環境を前提に再設計されたキャビネット型の蓄電システムである。261~418kWhのバッテリーキャビネットを柔軟に組み合わせることで、2MW/8MWhの系統用蓄電池用途に最適化を図っている。輸送性と設置性のバランスを考慮したサイズ・重量設計とすることで、前面道路だけでなく途中経路が狭隘な現場にも対応しやすい。
5MWh超級の大型コンテナ型「GridUltra」もラインナップしている。このシステムにおいても、本体と内部ユニットを分割して搬入し現地で組み立てる方式を採用するなど、道路幅員や重量制限の厳しい地域へも導入しやすいよう設計に工夫が凝らされている。
多様な電力市場運用を支え
電力インフラの高度化に貢献
リライズエナジーは、安全性と長寿命を重視した蓄電システムの導入を進めるとともに、AI搭載EMSのローカライズも視野に入れる。ハードウェア単体ではなく、制御システムを含めた統合的なソリューションとして蓄電池の価値を高めていく考えだ。
「蓄電池は長期にわたり安定して稼働することが求められます。当社はこれまでの実績と技術力を基盤に、日本に最適化した製品をお届けすることで、日本のエネルギーインフラの安定化に貢献してまいります」(張氏)
脱炭素経営 EXPOに出展!
ブース番号:E37-38
PROFILE
RelyEZ Energy
共同創業者/CEO 張佳婧氏

問い合わせ

RelyEZ energy Japan 【リライズエナジージャパン】
リライズエナジー株式会社
大阪府大阪市西区江之子島2-1-1
TEL : 06-7777-7387
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