エースネットワークス、軽量・薄型・高強度の次世代太陽光パネルを全国展開へ
2026/03/24
太陽光発電の普及が進む一方で、建物の耐荷重制限や撤去時の廃棄コストといった課題が導入の壁となっている。こうしたなか、エースネットワークスが大手流通小売店舗での実証を経て全国展開を計画中だ。その経緯について話を聞いた。
圧倒的な軽さと実用性
屋根に優しい太陽光パネル
エースネットワークスは、軽量・薄型・高強度を特徴とする次世代型の太陽光パネルを展開する企業である。
同社製品の最大の特長は、①軽量性 ②耐衝撃性 ③薄さ ④柔軟性の4点にある。ガラスを使用せず、複合材料とシリコン、特殊コーティングを組み合わせた構造を採用することで業界最薄水準を実現。1㎡あたり約2.9㎏で従来のガラスパネルの30%未満の重量に抑えた。半径0.5mまで曲げても亀裂が入らないため、曲面構造を持つ建築物にも対応可能だ。加えて、高い耐衝撃性能も有する。雹や飛来物などによる衝撃を想定した試験においても破損しない強度を証明した。

流通小売店舗での施工事例
また、表面に縁のない設計になっておりO&Mにも優れている。汚れが溜まりにくい構造で、発電効率の低下と洗浄コストを大幅に抑えることが可能だ。「大手流通小売店舗側は、屋根に負担の少ない軽量性が導入の決め手となった」と、同社代表の星加修氏は話す。同社製品は流通小売店舗、倉庫、工場等を通じた、全国展開が計画されている。
「使い切り・使い捨て」にしない
リユース前提の循環型モデル
エースネットワークスの取り組みで特に注目されるのが、リユースを前提としたビジネスモデルである。一般的なガラスパネルは、撤去後に再利用することが難しく、廃棄コストも大きな課題となっている。これに対し、同社の枠付き仕様のパネルであれば撤去後に別の場所へ移設し再利用が可能である。
軽量のため設置場所の自由度が高く、撤去後は回収し再利用可能な循環型モデルは、地震大国の日本に最適だ。カーボンニュートラルへの対応が企業経営の重要テーマとなるなか、このアプローチは今後の太陽光市場の方向性を示すものといえるだろう。「日本の屋根に優しく、太陽の恵を!」という新たな選択肢を掲げ同社製品の今後に期待が高まる。
DATA

SlaceFT 560
約2.9kg/1㎡(枠付きのパネル、固定用の金具込みだと約4.0kg~4.5kg)従来のガラスパネルの30%未満の重量に抑えた。飛来物などによる衝撃を想定した試験においても破損しない強度を確保している。
問い合わせ

エースネットワークス株式会社
〒108-0014 東京都港区芝4-5-11
メールアドレス:panel@acenetworks.info
SOLAR JOURNAL 東京EXPO号(2026年冬)より転載
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