編集部からのお知らせ

2020年まで買取価格変動なし! 中小水力は自立へ?

2018年度、FIT(再生可能エネルギーの固定買取制度)はどう変わったのか。買取価格はこれまで以上にコスト低減を促すものとなり、大規模太陽光から始まった入札の動きは他電源にまで広がってきた。中小水力はどうなのか、見てみよう。

小規模34円、
当面は現状維持!

中小水力発電については、全てのカテゴリーにおいて昨年度と同様の買取価格となっている。さらに、3年先の2020年度まで、買取価格を一切変えない方針が示されている。

中小水力発電は、FIT制度スタート以降、徐々に認定量を増やしている。しかし、初期リスクや建設コスト等の課題から、新規開発が十分に進んでいるとは言い難い状況にある。

調達価格等算定委員会では、「コストデータが少ないため、引き続きコスト動向を注視する必要がある。従って2020年度まで想定値を据え置く」としているが、「技術開発によるコスト低減等を進め、FITからの長期的な自立を図る」との目標は崩していない。

※5.既に設置している導水路を活用して、電気設備と水圧鉄管を更新するもの。


取材・文/廣町公則

『SOLAR JOURNAL』vol.25より転載

関連記事

2018/02/27 | 編集部からのお知らせ

2018年度も注目の太陽光発電「入札制度」とは?

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  2. 【申込受付中!】12/10東京開催!「系統用蓄電池ビジネス」セミナー 蓄電所市場で勝ち抜くヒント...
  3. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  4. 【参加受付中!】2025年1月29日(水)「第32回PVビジネスセミナー」
  5. ハンファジャパンが新製品「Re.RISE-G3」を発売!トークショーにヒロミさんが登壇し一日アンバサダーに就任...
  6. 瓦屋根を再現したJackery社の太陽光パネルが2024年度グッドデザイン賞を受賞...
  7. 【産総研】世界初となるペロブスカイト太陽電池自動作製システムを開発‼ 開発スピードを飛躍的に向上できる...
  8. 専門家に聞いた! 日本に「垂直ソーラー」が必要な理由とは?
  9. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  10. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ