編集部からのお知らせ

電解液を用いた強力電池で走る! 世界初の“低電圧スポーツカー”

従来のリチウムイオン電池より5倍もエネルギー密度が高い新レドックス・フロー電池を採用したスポーツEVが、スイスから走り出そうとしている。

メイン画像:QUANT 48VOLT ©Motorward

新時代のエコカーは
液体エネルギー装置を搭載!?

新コンセプトのエコカーの形が整いつつある。スイスの研究開発会社ナノフローセル・ホールディングスが提案する『QUANT 48VOLT』と『QUANTiNO 48VOLT』は、電解液を用いた液体エネルギー装置「bi-ION」を備えた、新時代のEVプロトタイプだ。




QUANT 48VOLT ©Motorward

QUANT 48VOLTは世界初の低電圧スポーツカーにも関わらず、760馬力、2,000ニュートンメートルの最大トルクで、時速100kmまで2.4秒で加速可能。さらに、時速300kmの最高速度と1,000kmの航続距離を併せ持つ。



低電圧システムは、高電圧に比べて電装部品を簡素化できるメリットがあることに加え、感電対策もそれほどシビアではないため、公道走行許可を得やすい。

これが、エコカーの新たなスタンダードに先鞭をつけるかもしれない。

DATA

Motorward


文/加藤亨延

関連記事

2019/01/07 | 編集部からのお知らせ

CO2削減に向け、実現すべきは「EV100%」

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  2. 【申込受付中!】12/10東京開催!「系統用蓄電池ビジネス」セミナー 蓄電所市場で勝ち抜くヒント...
  3. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  4. 【参加受付中!】2025年1月29日(水)「第32回PVビジネスセミナー」
  5. ハンファジャパンが新製品「Re.RISE-G3」を発売!トークショーにヒロミさんが登壇し一日アンバサダーに就任...
  6. 【産総研】世界初となるペロブスカイト太陽電池自動作製システムを開発‼ 開発スピードを飛躍的に向上できる...
  7. 瓦屋根を再現したJackery社の太陽光パネルが2024年度グッドデザイン賞を受賞...
  8. 専門家に聞いた! 日本に「垂直ソーラー」が必要な理由とは?
  9. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  10. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ