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中国トップ企業に聞いた! 3つの質問で考えるアフターコロナの太陽光ビジネス【ライセンエネルギー編】

新型コロナウイルスの影響にとどまらず、太陽光市場は大きく変わっている。日本市場について、アフターコロナの予測と、FITからFIPへの移行に対する期待と戦略をどう見ているのか。中国メーカーのライセンエネルギーに話を聞いた。

日本市場について、アフターコロナの予測と、
FITからFIPへの移行に対する期待と戦略
について教えてください。

FIP に移行することで、健全な財務基盤を持ち、採算のとれる価格、製品ラインナップなど様々なユーザーの要望に応えることができるパネルメーカーが有利になると思います。その点、ライセンは高効率単結晶PERC 製品の158.75mm、182mm、210mmと様々なニーズに対応する準備を進めております。

世界市場について、
現在盛り上がりを見せているのは、
どの国・地域でしょうか?

ライセンとしてスペイン、チリ、ポーランド、ケニアでシェアナンバー1を獲得しています。その他、アメリカ、インド、マレーシア、ベトナム、ウクライナ、ブラジル、コロンビア、南アフリカでも高いシェアを持っており、幅広いニーズに応える製品ラインナップとそれぞれの国に応じた営業・サポート体制を築いていることを評価いただいていると感じています。日本法人としても日本のお客様からの信頼を獲得したいと社員一同活動しています。

自家消費市場が日本において
今後成長するためのポイントは何でしょうか?

太陽光発電で作った電気を自社で使用することで、電力会社から購入する電気料金を減らし、また将来的に電気料金上昇のリスクも減らすことができます。災害時や停電時に発電した電力を使用するために、自立運転機能付きパワーコンディショナや安全性が高くより安価な蓄電池の普及も不可欠だと考えます。


SOLAR JOURNAL vol.34(2020年夏号)より転載

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