JPEA「ソーラーウィーク2023」を開催! ~需給一体型太陽光発電の普及拡大を目指して~
2023/11/08
太陽光発電協会(JPEA)が、「ソーラーウィーク2023」を開催! 従来の太陽光発電シンポ ジウムに加えて、ソーラーウィーク大賞の表彰式やセミナー・ワークショップなど、複数のイベントを実施する。
11月7日(火)~17日(金)
東京国際フォーラム&オンライン配信
太陽光発電協会(JPEA)が、11月7日(火)から17日(金)まで、「ソーラーウィーク2023」を開催する。従来の太陽光発電シンポジウムに加えて、ソーラーウィーク大賞の表彰式やセミナー・ワークショップなど、複数のイベントを実施する。
JPEAはソーラーウィークを通して、「太陽光発電が国と地域に大きな便益をもたらす自立した基幹エネルギーとなるために不可欠な“地域住民・国民による太陽光発電への正しい理解と支持の醸成”並びに“普及拡大に取り組む責任ある事業者の後押しと新しい事業モデルへの移行加速化”」を促していきたいとする。
ソーラーウィーク大賞
ソーラーウィーク大賞は、地域に貢献し、地域から望まれ、他の模範ともなる太陽光発電の普及拡大に資する取組・事業と、それを支える人々を表彰するもの。
①地域振興への貢献度、②地域による関与度、③地域住民からの理解・支持を得るための創意工夫・取り組み、④事業の持続可能性・長期安定稼働の蓋然性、⑤取り組みの影響度・先進性の5項目について評価する。
11月7日に、ソーラーウィーク大賞ほか各賞の表彰式、およびレセプション(懇親会)を行う。
太陽光発電シンポジウム
第40回を迎える太陽光発電シンポジウム。今年は「需給一体型太陽光発電の普及拡大を目指して」をテーマに、11月7日から9日の3日間、会場での対面とZoomを使ったオンライン配信のハイブリッド形式で開催する。
太陽光発電産業の新ビジョン「PV OUTLOOK 2050」(2023年度版)の公表のほか、太陽光発電の主力電源化に向けたオンサイト・オフサイトPPA事業や住宅用PVの普及拡大策、系統制約の克服(出力抑制の低減策)等についての講演と議論を行い、今後の太陽光発電産業の指針を示すことを目指す。
「太陽光発電に既に取り組まれている方のみならず、これから取り組もうとされている方を含め、多くの方々にシンポジウムに参加いただくことで、国と地域に大きな便益をもたらす自立した基幹エネルギーとなるためのきっかけとなれば幸いです」(JPEA)。
1日目(11月7日)
基調講演・特別公演
●基調講演
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 課長 能村幸輝氏
●基調講演「2050年カーボンニュートラルの実現に向けて~太陽光発電への期待~」
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 課長 吉野議章氏
●講演「太陽光発電産業の新ビジョン“JPEA PV OUTLOOK 2050”(2023年度版)」
JPEA 事務局長 増川武昭氏
……他
2日目(11月8日)
オンサイト型PVの普及拡大に向けて
●「横浜市公共施設へのPPA事業による再エネ導入について」
横浜市温暖化対策統括本部プロジェクト推進課 担当係長 名取史記氏
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 営業技術ソリューション部 副部長 福山健次郎氏
●「余剰電力循環モデルによる商業施設へのPV設置最大化」(仮)
株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ 執行役員 株式会社アイ・グリッド・ラボ 取締役CTO 岩崎哲氏
株式会社バローマックス 執行役員 店舗運用部長 番直人氏
……他
3日目(11月9日)
オフサイトPPAの普及拡大に向けて
●「発電事業者の立場」(仮)
株式会社レノバ GX本部 副本部長 兼 事業開発部 部長 長浜谷直樹氏
●「需要家の立場」(仮)
株式会社村田製作所 コーポレート本部 ファシリティ部 気候変動対策課 シニアマネジャー 森永泰弘氏
●「電力小売り・アグリゲーターの立場」(仮)
東芝ネクストクラフトベルケ株式会社代表取締役社長 新貝英己氏
……他
セミナー・ワークショップ
シンポジウムとは別に、11月10日から15日、Zoomを使ったウェブ会議方式で開催。住宅用や屋根設置等の太陽光発電に新たに取り組もうとしている人達の参考となるようなセミナーや、太陽光パネルのリサイクルの推進等に関する各種セミナーを行う。加えて、関係者のみ参加のワークショップを実施する。
SOLAR JOURNAL vol.47(2023年秋号)より転載