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ハンファジャパン、住宅用太陽光20万棟を突破! 「N型バックコンタクト」で新境地を拓く!

住宅用太陽光において圧倒的なシェアを誇るハンファジャパンが、このほど累計販売棟数20万棟を達成。満を持して、住宅用太陽光パネルの新たな旗艦モデル「Re.RISE-NBCシリーズ」を発表した。その魅力は、どこにあるのか──エナジーソリューション事業部の鈴木光一次長に聞いた。

 

<目次>
1.日本市場での実績をべースに 全方位進化を遂げた新製品
2.業界最高水準へ―― 発電効率24.2%を実現
3.日本の住宅屋根へ―― 究極のジャストサイズ
4.全方位発電へ―― 防眩パネルで北面も活かす
5.製品・出力とも30年保証 発電シミュレーション補償も
6.パネル購入が社会貢献に―― 途上国にマングローブを植林

 

日本市場での実績をべースに
全方位進化を遂げた新製品

Re.RISE-NBCシリーズ
Re.RISE-NBCシリーズ

2011年に日本の太陽光発電市場に本格参入して以来、先進的な技術力と安定した供給体制により、着実にシェアを伸ばしてきたハンファジャパン。2024年には、住宅総合市場でシェアNo.1を獲得している。市場参入から14年、いよいよ累計販売棟数20万棟を突破した(8月末時点)。

こうした確かな実績をベースに、同社はこのほど新製品「Re.RISE-NBCシリーズ」を発表した。このNBCシリーズは、N型セルの高出力と、受光効率を最大化するバックコンタクト技術を融合した次世代モジュールだ。それは、日本の住宅環境への最適化に向けて“全方位進化”を遂げた製品であるという。

なかでも特筆すべき進化点は、「変換効率の飛躍的な向上」「徹底したコンパクト設計」「屋根全体での発電量最大化」「長期にわたる手厚い保証」の4つだ。製品ラインナップも一新され、「標準型」「大判型」「防眩型(ぼうげんがた)」の3タイプで展開される。

業界最高水準へ――
発電効率24.2%を実現

新シリーズのモジュール変換効率は24.2%に達している(大判型の場合)。一般的なN型TOP Conモジュールが22%台であるなか、業界最高クラスの圧倒的数値だ。この成果は、高い発電能力をもつN型セルと、モジュール表面から配線をなくし、より多くの光を取り込めるようにしたバックコンタクトを融合させた結果によるものだという。

さらに、早朝や夕方あるいは曇天といった低照度環境においても発電量の落ち込みが少なく、高温にも強いので真夏の炎天下でも性能が低下しにくいという特長を有している。パネル1枚1枚の発電能力をトータルに高めることで、制約の多い屋根上での実発電量最大化を可能にしているのだ。
 


 

日本の住宅屋根へ――
究極のジャストサイズ

本シリーズは、従来のRe.RISEと比べて、パネル長辺の長さを短縮している。具体的には、約12cm短い長辺1606mmというコンパクト化を実現した。しかも、面積が減ったにもかかわらず、パネル1枚あたりの出力は下がっていない。

鈴木氏は「この12cmは、1984年設立以来、日本で住宅用太陽光発電に携わってきた経験と、膨大な数の日本の家屋を分析した結果に基づいている」として、その意義を説く。12cm短くしたことで、面積が限られた屋根であっても、より効率的に、より多くのパネルを設置することができるようになったのだ。短辺の長さが違う「標準型」と「大判型」を混合して使うこともできるので、レイアウトの自由度も高い。

なお、パネルをコンパクト化するにあたっては、「セル」の形状から見直し、それまでの正方形セルから長方形セルに変更したという。「究極のジャストサイズ」への徹底ぶりは、ハンファジャパンならではといえるだろう。

全方位発電へ――
防眩パネルで北面も活かす


一般的な屋根材よりも反射の度合を抑えており、光害のリスクヘッジが可能。反射光が問題になりがちな北側の屋根面にも、安心して設置することができる。
※太陽電池モジュールの反射光の影響を完全に防止するものではない。設置環境、設計により反射光の影響は異なる。

NBCシリーズでは、「防眩パネル(アンチグレアソーラー)」がラインナップに加わった。このパネルは、表面に独自の凹凸加工を施すことで、太陽光の反射を効果的に抑制する機能をもつ。

一般に、北面の屋根にパネルを設置すると、太陽光の入射角の関係で、北隣の家に光害(まぶしさ)を与えかねなかった。ハンファジャパンでは、こうした懸念を解消すべく、防眩パネルを開発。「光の反射を一般の屋根材と同等以下に抑えることに成功した」という。

これにより、南面には標準パネルを、北面には防眩パネルをといった具合に、屋根の方位や周囲の環境に応じて異なるパネルを組み合わせ、屋根全体を最大限に活かすことが可能になった。
 


 

製品・出力とも30年保証  
発電シミュレーション補償も


同シリーズは、ユーザーにさらなる安心を提供するため、製品保証・出力保証ともに30年間という、現在の業界において最長クラスの保証期間を設けている。この手厚い保証は、導入後の長期にわたる発電性能の維持と、万が一の製品不具合に対する盤石なサポートを約束するものだ。

例えば、25年目でも出力量90.6%を保証する。これだけの保証があれば、N型バックコンタクトによる大きな経済効果を、最後まで安心して享受することができるに違いない。

さらに、同シリーズのパネルと一緒に購入した「パワコン・蓄電池・接続箱・据付用架台および金具」についても、最長20年間のシステム保証を受けることができる。無償15年に5年追加できる有償(※1)のプランだが、これに加入すると「初年度発電シミュレーション補償」まで付いてくるという。発電シミュレーションに対して、発電実績が下振れした場合に補償してくれるのだ(※2)。

※1.ハンファジャパンから購入した製品を対象に、65,000円で20年システム保証を受けることができる。(延長保証期間:16年目からの5年間) /保証限度額100万円(税込)/免責があるので、詳細はハンファジャパンの約款を参照。
※2.初年度発電シミュレーション補償には免責があるので、詳細はハンファジャパンの約款を参照。

パネル購入が社会貢献に――
途上国にマングローブを植林


ハンファグループは「共に遠くへ」という企業理念のとも、社会貢献活動にも注力している。その一環として、Re.RISE-NBCシリーズでは「マングローブ植林支援プロジェクト」を実施。1システムの購入につき、開発途上国にマングローブ1本を植林する活動を開始した。パネルを設置することで、開発途上国を支援することができる――これもまた、ハンファジャパンならではの大きな魅力だ。

 

 

問い合わせ

ハンファジャパン株式会社
東京都港区芝四丁目10番1号 ハンファビル9階
TEL:03-5441-5900(代表)


取材・文:廣町公則

SOLAR JOURNAL vol.55(2025年秋号)より転載

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