世界初! 折りたたみ式モジュールが登場!

9月15日からカリフォルニア州アナハイムで開催中の「ソーラーパワー・インターナショナル2015」で、台湾のパネルメーカー「ハルケット」が世界初の折りたたみ式CIGS ソーラー・モジュール「プロメテア」を発表した。

このプロメテア・ソーラーモジュールは、「ハルク・エナジー・テクノロジー(ハルケット)」とイタリアのパネルメーカー「エネルジカ」が共同開発した建材一体型太陽光発電モジュールだ。折りたたみ式なので持ち運びがしやすく広範囲での設置が可能、またその形状によりカーブ式の屋根など様々な建築物にも対応する。

他にも、防水加工が施されているため最低でも25年は劣化の心配がないことや、強い汚染物質を含むカドミウムや鉛などを使用していないことなどが特長だ。

発電出力も、最大変換効率14%のCIGS太陽電池を使用することで、従来のパネルよりも20~30%高めることに成功しており、これらはすべて、年月をかけて行われた数々の調査やイノベーションの結果であるといえよう。

「プロメテアのモジュールは、どんな場所であっても最大限のパワーを提供します」と語るのはハルケットの創立者であり社長でもあるブライアン・サン氏。「耐久性が高く、かつ持ち運びが可能な『プロメテア CIGSソーラーモジュール』を作るのにあたって、我々がエネルジカと組んだ理由は、彼らが持つ発電パフォーマンスと特殊なデザインにありました。これらを取り入れれば、市場に新しいニーズを生み出せると感じたのです」。

2015年7月に発表し、CIGS太陽電池の中で世界記録の発電量を樹立した「CIGS-3000シリーズ」のモジュールに続いて、「プロメテア」はハルケットが米国市場で発表する2つ目の製品となった(会社としては3製品目)。前製品であるCIGS-3000シリーズは、今年7月に開催されたPV JAPANでも紹介されており、すでに日本市場への進出も開始している。今回アナハイムで発表した「プロメテア」は、日本でも販売予定だ。

市場に新たなニーズを生み出すハルケットの世界展開から、ますます目が離せない。


ENERGYKA
イタリアに本社を置く「ENERGYKA Electrosystem srl」は、世界中のパートナー企業と共同で建材一体型太陽電池モジュールの開発を行っている。数多くのリサーチを元に、優れたソリューションを編み出している。


HULKet
2011年に台湾に設立された「Hulk Energy Technology Co., Ltd.,」。先見的なデザインと最先端技術により、カドミウム・フリーのCIGSソーラーモジュールを国内の自社製造施設で生産する。


 

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