2050年、日本の太陽光発電は200GWを達成するのか?
2017/07/04
「PVJapan」開催
改正FIT対策もレクチャー
7月5日(水)から7日(金)の3日間、パシフィコ横浜において、JPEA主催による「PVJapan2017」が開催されます。太陽光発電の総合イベントであり、太陽光発電に特化した「専門展」としては国内最大級。日本における太陽光発電産業のキープレイヤー企業が勢揃いするJPEAならではの展示会です。
テーマは、「つくる ためる 上手に使う みんなのエネルギー、太陽光発電」。
関連ビジネスを含め、太陽光発電の新たな普及の姿や可能性、ビジネスモデル等を幅広くご覧いただけます。毎年、「他の展示会に比べて商談に結びつきやすい」との声が寄せられており、良質なビジネスマッチングの機会としてもご活用いただけます。
講演やセミナーも当イベントの大きな魅力ですが、今年は特に「太陽光発電協会発足30周年記念講演」として、いっそうの充実を図ります。先に述べた「JPEA PV OUTLOOK 2050」も、ここで正式に発表します。
また、改正FIT法施行に伴う現場の混乱を出来るだけ解消するため、同法のポイントや事業計画策定ガイドランについても、行政ご担当者様よりレクチャーしていただく予定です。
当協会が日本電機工業会(JEMA)さんとともに策定した「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」についても、詳しく解説いたします。これは、改正FIT法の下で必要とされるメンテナンスについて記したものともなっていますので、多くの関係者の皆様にお聞きいただければと思います。
昨年度の「PVJapan2016」の様子
東京オリンピック開催の影響を考慮し、昨年から会場を東京ビッグサイトからパシフィコ横浜に移しました。これにより、東京からはもちろん、近畿圏・中京圏からのアクセスも容易になりました。横浜中華街など、展示会後に商談ができる場所も、近くにはたくさんあります。
JPEAが総力を挙げて開催する、節目の年の「PVJapan2017」。皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
プロフィール
一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)事務局長
亀田正明
1985年三洋電機株式会社入社。太陽電池技術の研究開発や太陽電池セルの品質管理等に従事。1998年~2001年には日本電機工業会(JEMA)担当課長として、太陽光発電の標準化事業を担当。2004年には太陽光発電の認証事業創生により、日本電機工業会会長特別賞を受賞。2015年に事務局長就任。
取材・文/廣町公則
SOLAR JOURNAL vol.21(2017年春号)より転載