編集部からのお知らせ

苔×IoTの空気清浄ソーラーベンチが想像以上にすごい

深刻な問題となっている大気汚染問題に立ち向かうべく、ヨーロッパやアジア各国で導入が進められているエアーフィルター「CityTree」。苔の力で「275本分の木」に相当するCO2を削減するという。

1台で275本分の木に相当!
苔×IoTの空気清浄ソーラーベンチ

深刻な問題となっている大気汚染。2016年には、世界人口の92%がWHOの基準値を超す汚染された大気の中で生活していることが報告されている。

そこで、現在ヨーロッパやアジア各国でも導入が進められているのが、苔の力を活かすエアーフィルター「CityTree」だ。

City Treeは高さ4m、幅3m、奥行き60cmと小さなベンチ型の独立型ユニットで、植えられた苔が年間240トン分ものCO2(275本分の木に相当)削減効果がある。

この苔のメンテナンスにはIoT技術が用いられ、内蔵のセンサーが植物の状態を計測し、貯蓄した雨水を適切なタイミングで苔に供給。これらの動力は、もちろんソーラーパネルの電力で賄われており、管理のしやすさに加えて環境負荷が少ないことも評価されている。

<greencitysolutions>
greencitysolutions.de


『SOLAR JOURNAL』vol.22より転載

関連記事

2017/11/16 | 編集部からのお知らせ

「ZEH」「住宅向けIoT」の最新製品が多数出展!

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【 参加受付中!】2024年7月25日(木)「第30回PVビジネスセミナー」
  2. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  3. 環境省地球温暖化対策事業室に聞く! 脱炭素化の課題とその乗り越え方
  4. 太陽光パネルの増設・更新を促進! 2024年度にルール見直し
  5. 経産省、部分供給の見直し案「分割供給」を今年10月にも導入か。既存のオフサイトPPAへの影響は?...
  6. 専門家に聞いた! 日本に「垂直ソーラー」が必要な理由とは?
  7. 脱原発完遂のドイツの電源構成、どうなるエネルギー費の再高騰リスク?
  8. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
  9. 「雑草」がエネルギー源に!? 名城大が発電を実演
  10. 世界で躍動を始めた、蓄電池の持つ再エネ拡大のパワー
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.49 | ¥0
2024/04/30発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ