今更聞けない!2030年までの世界目標「SDGs」とは
2018/01/04
2015年に国連が発効した、2030年までの世界的長期目標「SDGs」をご存知だろうか。実はこの「SDGs」達成に向け、太陽光をはじめとする再生可能な自然エネルギーに、世界中の注目が集まっている。
SDGsとは
SDGsとは、2015年9月に国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2016年から2030年までの世界的な長期目標のことだ。国内外の不平等や貧困をなくし、持続可能な経済成長を目指すための17の目標と、それらを達成するための169のターゲットで構成される。
太陽光をはじめとする再生可能な自然エネルギーは、「クリーンで安全な資源」として世界中で投資が進んでおり、日本はこの自然エネルギー分野において、SDGs達成へ大きく貢献できるのではないかと期待されている。
SDGs達成に向けた取り組みを表彰する
「ジャパンSDGsアワード」を創設
外務省では、このSDGsに関する日本での活動を促し、推進していくため、SDGs達成に向けて優れた取り組みを行っている企業・団体等を選定し、表彰する「ジャパンSDGsアワード」を発足。2017年12月26日に第1回が開催された。
本アワードでは、北海道下川町が内閣総理大臣賞を受賞。森林資源を生かした地域づくりで、過疎化をせき止めたことが評価された。そのほか金沢工業大学、江東区立八名川小学校といった教育機関や、公益財団法人ジョイセフ、株式会社伊藤園などの法人を含む全12団体に賞が贈られた。