編集部からのお知らせ

日光の1万倍の光を放射 世界最大級の人工太陽とは?

人工太陽は、文字通り擬似的に作られた太陽のことだ。再生可能エネルギー関連の研究に使われるだけではなく、色彩検査や食品検査などに用いられる。ドイツ航空宇宙センターは世界最大級の人工太陽「シンライト」を開発した。

ドイツ航空宇宙センターが開発
世界最大級の人工日光

「シンライト」はドイツ西部のユーリッヒでドイツ航空宇宙センターが開発した世界最大級の人工太陽だ。映写機用光源としても使われるキセノンランプ149基が壁一面に並べられており、これらの光源を20センチ四方のエリアに集中させると、地上に降り注ぐ日射量の11倍も強い光を放射し、その温度は摂氏3000度に達する。

研究チームでは、この”人工太陽”を使ってソーラー燃料の生成プロセスの開発などに取り組む方針だ。

©DLR (CC-BY 3.0)

問い合わせ

ドイツ航空宇宙センター


文/松岡由希子

『SOLAR JOURNAL』 vol.24より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【第7次エネルギー基本計画の原案公表】40年度に太陽光は22~29%程度、風力は4~8%程度...
  2. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  3. 【経済産業省】FIT案件への制御が増加し、FIP案件への制御が大幅に減少の見通し...
  4. 太陽光による“地域再生”成功の秘訣とは?JPEAソーラーウィーク大賞、受賞者が語る【後編】...
  5. 【実証実験】横浜市が次世代型太陽電池の実証実験を開始‼
  6. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  7. 太陽光による“地域再生”成功の秘訣とは? JPEAソーラーウィーク大賞、受賞者が語る【前編】...
  8. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  9. 太陽光発電のプロ集団・エコ革 「ANDPAD」で顧客満足度をアップ!
  10. 【参加受付中!】2025年1月29日(水)「第32回PVビジネスセミナー」
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ