編集部からのお知らせ

監視システムメーカートップに聞く!太陽光のこれから

日本では、低圧案件が大勢を占めるようになるといわれている。そんな中、日本はまだ魅力ある市場だというメテオコントロールジャパンの代表取締役・山時氏が語る、これからの太陽光発電市場で重要になることとは?

無駄なく太陽光エネルギーを
活かせる環境に

日本はまだ十分に魅力ある市場

日本では高圧、特高案件が徐々に減って低圧案件が大勢を占めるようになるといわれています。開発を進めたいものの、有効な土地の取得が難しいという事業者も多いようです。しかし、世界的に見ても 日本はまだ十分に魅力のある市場です。

需要予測に加えて供給予測も重要に

既に太陽光エネルギーの発電コストは既設のエネルギーより安くなっており、今後、発電量が変動する太陽光エネルギーの導入が更に進むことを考えると、電力の需要予測に加えて供給予測も重要になります。日本でも、発電予測技術の開発が進んでいますが、欧州ではすでに、発電量を事業者側が予測し、送電会社にレポートすることがルール化されている国もあると聞きます。

中古売買市場では、正しく評価できる仕組みが必要

出力を単に抑制するだけではなく、予測された電源を効率よく、どう活用するかを考えることも重要です。当社は遠隔監視システム、発電所のデューデリジェンス、発電予測の3つが主な事業です。

特に太陽光発電の遠隔監視システムでは全世界で4万ヶ所以上の発電状況を常時モニタリングしていま す。今後活性化する中古売買市場では、発電資産を正しく評価できる仕組みが必要です。基幹電源として、太陽光エネルギーをより効果的に活用することに一層貢献していきたく思います。

メテオコントロールジャパン株式会社
代表取締役

山時義孝氏


取材・文/廣町公則
文/大根田康介

『SOLAR JOURNAL』vol.24から転載

関連記事

2018/05/02 | 編集部からのお知らせ

O&Mスペシャリストが「SmartPV」を選ぶ理由

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【第7次エネルギー基本計画の原案公表】40年度に太陽光は22~29%程度、風力は4~8%程度...
  2. 【経済産業省】FIT案件への制御が増加し、FIP案件への制御が大幅に減少の見通し...
  3. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  4. 太陽光による“地域再生”成功の秘訣とは?JPEAソーラーウィーク大賞、受賞者が語る【後編】...
  5. 【実証実験】横浜市が次世代型太陽電池の実証実験を開始‼
  6. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  7. 太陽光による“地域再生”成功の秘訣とは? JPEAソーラーウィーク大賞、受賞者が語る【前編】...
  8. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  9. 太陽光発電のプロ集団・エコ革 「ANDPAD」で顧客満足度をアップ!
  10. 【参加受付中!】2025年1月29日(水)「第32回PVビジネスセミナー」
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ