編集部からのお知らせ

超高効率モジュールメーカーが、日本市場参入を準備中!

約40年の実績を持つモジュールメーカー・JINERGYのKai Qiao氏に、2018年度の太陽光マーケット展望を聞いた。日本支店を準備中だという注目PV企業JINERGYが、自社製品は日本市場に適していると自信を持つその理由とは?

総発電量が44%増加
日本市場に適したモジュール

今後、日本の太陽光発電市場は商業用、住宅用のルーフトップマーケットにシフトしていくでしょう。

一方で、日本市場では高い性能が求められるため、当社でもそれに見合った技術水準に一定の合格ラインを設定しています。当社が開発した極めて高い効率性をもつ「超高効率ヘテロ接合 単結晶太陽光発電モジュール」(HJT)は、光誘起劣化も経年劣化も少なく温度係数が低いうえ、両面発電という特性があり、一般的なモジュールと比較して総発電量が44%増加します。そういう点で日本市場に適していると思います。

当社は、そのような高効率テクノロジーに加えて、信頼性も担保しています。なぜなら、母体企業がエネルギー分野で40年近い実績があり、組織も非常に大きく十分な資金があるからです。ビジネス戦略についても、短期的な利益を追うことなく、いかに会社を長く安定的に保っていくかを重視しています。それが結果的に、お客様にも信頼を保証できるからです。

現在、日本支店を準備中で、今年中には開設できる見込みです。日本の市場に参入し、成功するにあたって一番難しいのは文化の違いです。それをよく理解したうえで、ようやく我々の製品を、自信をもってご提案できます。

DATA

JINERGY Strategy&Marketing General Manager

Kai Qiao氏


取材・文/廣町公則、大根田康介

『SOLAR JOURNAL』vol.25より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  2. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  3. 【補助金】住宅の省エネ基準適合義務化 国の新たな補助金・支援制度まとめ...
  4. AI・データセンターのRUTILEAが蓄電所に参入。HUAWEIの蓄電システムが選ばれた理由とは?...
  5. 【参加受付中!】2025年6月10日(火)「第34回PVビジネスセミナー」
  6. 【北村さんコラム】花開くか、系統用蓄電池ビジネスの未来
  7. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  8. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
  9. 【環境省】脱炭素先行地域に7提案を追加選定、全国40道府県88提案に
  10. 【FIT/FIP大幅改正①】初期投資支援スキーム、始動! 屋根設置太陽光に追い風!!...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.53 | ¥0
2025/4/10発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ