編集部からのお知らせ

グループの強みでエネルギーを統合したデザイン開発へ

香港を本社とし、世界各国に支社を展開する世界有数の太陽電池材料メーカー、GCL。今回はジーシーエル・ソーラー・ジャパン株式会社のCEOであるLUO XIN氏に日本市場における今後の太陽光マーケットの展開を伺った。

日本市場に合わせた製品設計で
より発展したソリューション提供へ

私たちGCLは時々、モジュールメーカーの1つだと勘違いされることがあります。しかし、当社の事業は製造業にとどまりません。当社が現在注力している事業は、1つは効率的な住宅用のシステム、もう1つはエナジーソリューションの統合です。創エネ、省エネ、蓄エネなどを全て統合し、モニタリングや蓄電池などを含んだパッケージの開発を進めています。それを家庭などで活用していただくことを目指しています。

現在、多くの日本のパートナーと太陽光発電関連事業を進めていますが、どうすれば日本市場に当社の製品をフィットできるかを考えながら、より効率的な設計を追求しています。最近では屋根上を活用する新製品を開発し、特にモジュールには力を入れました。

高い発電効率を発揮できる両面ガラスのシリーズなどを揃え、屋根上を含めて今年は300~400MWの販売を目標に掲げています。製造業は当社のベース事業ですが、他にEPCサービス、エンジニアリング、IPPの会社もあり、これらを統合してより発展したソリューションを提供したいと考えています。

プロフィール

ジーシーエル・ソーラー・ジャパン株式会社 CEO
LUO XIN氏

 


取材・文/廣町公則、大根田康介

SOLAR JOURNAL vol.25(2018年春号)より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 放射冷却素材『SPACECOOL』で問題解決 熱トラブル停止「ゼロ」を達成した方法を初公開...
  2. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
  3. 【参加受付中】3/14(金) 盗難対策ウェビナー ~2025年最新情報と対策ノウハウ~...
  4. 警察庁 金属ケーブル盗難防止に向け法整備を検討、三重県は新たに条例制定へ...
  5. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  6. フロントランナーにインタビュー 大和エネルギーの“FIP転”攻略法とは
  7. 【参加受付中!】2025年4月22日(火)「第33回PVビジネスセミナー」
  8. 茨城県が5年連続全国ワースト 金属ケーブル盗難防止のポスターを作成
  9. 千葉県 今年1月に金属買い取り業者の規制強化条例を施行、茨城県は4月に施行へ...
  10. 【FIPの進化形】時代はFIP移行+蓄電池へ! 新たなビジネスモデルを探る《FIP転》...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.52 | ¥0
2025/1/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ