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スマートマスター5000名突破。スマートハウスに追い風!

積極推進企業9社を表彰
奈津子がアンバサダーに就任

このようにスマートハウスは多岐にわたる項目からなり、それを実現するためには、住宅構造・住宅設備・家電製品や省エネ管理など幅広い知見が必要となる。家電製品協会ではスマートマスターを、スマートハウスづくりをサポートするプロフェッショナルと位置づけ、スマートハウス関連ビジネスの拡大につなげていく考えだ。

多くのスマートマスターは、家電関連企業、住宅関連企業、エネルギー関連企業に属している。式典では、同制度の普及に貢献した企業(積極推進法人)の表彰が行われ、各社代表に表彰状が手渡された。表彰された企業は次の9社。

【家電関連分野】
株式会社ヤマダ電機/株式会社エディオン/上新電機株式会社/株式会社サンライフ21/株式会社ヤマグチ

【住宅関連分野】
ミサワホーム株式会社/株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム

【エネルギー関連分野】
東京電力エナジーパートナー株式会社/鈴与商事株式会社

今回のスマートマスター認定試験には、タレント・女優の奈津子氏も合格している。同協会では奈津子氏を「マスートマスターアンバサダー」に任命し、この日の式典において任命式が行われた。奈津子氏は芸能活動の傍ら、これまでも家電製品総合アドバイザーエグゼクティブ等級の資格を取得しており、独自の視点によるレビューを雑誌やテレビ・ラジオ等で発信している。挨拶に立った奈津子氏は、「スマートマスターの資格取得を機に、さらに活躍の場を広げていきたい」と意欲を示す。

スマートマスターアンバサダーに就任したタレントの奈津子氏。

スマートハウス導入拡大へ
産官学の足並みが揃う

式典では、記念講演会も行われた。登壇したのは、神奈川工科大学 創造工学部ホームエレクトロニクス開発学科教授の一色正男氏と、経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 省エネルギー科 民生対策係長の山名大氏。産官学が足並みを揃えて、スマートハウス普及に対する取り組みを進めていることが印象づけられた。

HEMSの重要性について語る、神奈川工科大学の一色教授。

講演の中で一色教授は、「スマートハウスは、様々な住宅設備がインターネットとつながり、新しいサービスが生まれるIoT住宅」であることを解説。離れて暮らす親を、家電機器の使用状況を把握することで見守るなど、人と人の絆を支援することもスマートハウスの大切な役割だという。そして、そのためにはHEMSの広範な活用とオープンプラットフォームの構築が不可欠であると説く。

ZEHに関する施策を解説する、経産省の山名係長。

経産省の山名係長は、家庭部門における省エネ政策の動向について、ZEHを中心に説明した。経産省では、2020年目標として「新築戸建住宅の過半数をZEH化」、2030年目標として「新築戸建住宅におけるZEHの自立普及/新築住宅の平均でZEHを実現」を掲げている。その一環として、600億円超(2018年度)の「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」も設けており、ZEHの導入拡大を強力に推し進めていく考えだという。

なお、式典冒頭には、経済産業省 商務情報政策局 情報産業課の成田達治課長が来賓挨拶を行った。成田氏は、「省エネルギーもIoT、AIなどを含む情報技術も、一般家庭を舞台として大きく変化する時代を迎えている。今後、消費者をリードするスマートマスターの役割がますます重要になる」などと話した。


取材・撮影・文/廣町公則

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