中国の有力モジュールメーカーが語る! 日本市場でのミッションとは
2018/07/19
太陽光モジュールメーカーとして、世界でもトップクラスの生産量を誇るライセンエネルギー。2017年5月には日本法人も設立し、市場への本格参入を進めているが、同社が描くエネルギーの未来とは? CEOを務める王洪(フランク・ワン)氏にお話を伺った。
先進テクノロジーで
エネルギー構造を変えていく
私たちライセンエネルギーのミッションは、新しいテクノロジーでエネルギー構造を変えていくことです。
日本の太陽光発電市場は既に成熟していますが、私たちの技術は、マーケットのさらなる発展に大きく貢献するものと確信しています。まもなく中国に5GWのキャパシティをもつ新工場が稼働し、生産能力も拡大します。
現在、弊社ではハーフカットセルに力を注いでいますが、新工場ではマルチバスバーの生産も行います。それは、12本バスバーを採用した最先端のモジュールです。また、両面受光ダブルガラスモジュールの生産も予定しています。
良心的な価格とサービスに
こだわり続ける
日本市場では、他の国々以上に、高い品質が求められます。だからこそ、当社の魅力も実感していただけるのではないでしょうか。
弊社は、安定した財務基盤のもと、研究開発への投資を重視する一方、価格とサービスにも徹底的にこだわっています。昨年5月には、日本法人を設立し、今年度はいよいよ日本での活動を本格化してまいります。
太陽光発電はクリーンで持続可能な未来を拓くものです。私たちは単にモジュールを売るだけでなく、開発投資なども行い、日本のエネルギー問題解決に役立ちたいと考えています。ライセンエネルギーが皆様の良いパートナーになれれば幸いです。
プロフィール
ライセンエネルギー株式会社 CEO
王洪(フランク・ワン)氏
取材・文/廣町公則、大根田康介
SOLAR JOURNAL vol.25(2018年春号)より転載