4.5GWのソーラーエネルギーを欧州へ輸出! サハラ砂漠の新プロジェクト
2018/09/20
チュニジア・サハラ砂漠の特性を利用した、新たなエネルギープロジェクトが進行中だ。太陽光発電によって生み出した電力を、イタリアやフランス、マルタなどのヨーロッパ諸国へ供給するという。
アイキャッチ:©Nur Energie Ltd.
砂漠で生み出したエネルギーを
他国へ供給
北アフリカのチュニジアで、4.5GW規模のソーラーエネルギーを欧州に輸出するプロジェクトが進行している。
チュニジア南西部のサハラ砂漠に建設中の太陽光発電所で発電したソーラー電力を、海底ケーブルによってイタリアやフランス、マルタに供給する仕組みだ。
©Nur Energie Ltd.
サハラ砂漠では、中欧に比べて2倍のソーラーエネルギーを発電できることから、投資効率がよく、チュニジアの経済振興にも寄与すると期待が寄せられている。
DATA
文/松岡由希子
SOLAR JOURNAL vol.26(2018年夏号)より転載