編集部からのお知らせ

多様な住環境に調和するハイブリッド蓄電池、グッドデザイン賞を受賞 

2019年問題を間近に、太陽光発電は「自家消費」のニーズが高まっている。現在、各メーカーから家庭用蓄電池がリリースされる中、エリーパワーが開発した「ハイブリッド蓄電システム」が2018年度グッドデザイン賞を受賞した。

災害時の非常用電源や
ピークシフト対策にも

電力を効率良く利用するための「蓄エネ」の発想は、一般家庭に着実に広がりをみせている。エリーパワー株式会社は、環境問題や非常時電源に有効とされるリチウムイオン蓄電システムがさらに普及していくと考え、太陽光発電からも充電できるパワーコンディショナ一体型の蓄電システム「POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)」を開発した。

「POWER iE5 Link」は、自社開発の大型リチウムイオン電池を搭載。発電した電気を貯め、太陽電池と蓄電池が自動連携して効率よく安定した電力を供給できる。世界トップクラスの安全性と長寿命を兼ね備え、ユーザーが安心して長く使用することができるよう。

蓄電容量は用途によって選べる2タイプ(5.4kWh/10.8kWh)。家庭でのピークシフト対策や災害時の非常用電源として利用可能。LTEとBluetooth5を搭載したM2Mルーター(無線通信装置)を搭載することで、家電製品や住宅設備機器と連携しHEMSにも対応している。
さらに、パワーコンディショナを壁掛け式にすることで、設置床面積の省スペース化を実現した。

多様な住宅環境に調和するノイズを抑えた造形とCMF( COLOR(色)、MATERIAL(素材)、FINISH(加工))によるデザインで、2018年度のグッドデザイン賞を受賞。

審査員の評価として「今後、注目されていくだろうインディビジュアルな蓄電システムの可能性を感じた。こういったテクノロジーは無意識のレベルで生活を支えることでインフラストラクチャーとなると思う。そういった意味で、外観のデザインも住宅に寄り添うべきで、その存在を主張しないという思想は支持したい。」

先進の蓄電システムの可能性や住宅に寄り添う外観デザインが評価された。

 

問い合わせ

エリーパワー株式会社
TEL:03-6431-9044

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 北海道登別市 罰則付きの再エネ規制条例案を議会に提出、6月施行へ
  2. 金属盗難対策法案を閣議決定、買い取り業者に営業届け出を義務化
  3. フロントランナーにインタビュー 大和エネルギーの“FIP転”攻略法とは
  4. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
  5. 【参加受付中!】2025年4月22日(火)「第33回PVビジネスセミナー」
  6. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  7. 【インタビュー】AIKO SOLAR 躍進の秘密に迫る! 日本人CTOが挑んだこととは?...
  8. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
  9. 【FIPの進化形】時代はFIP移行+蓄電池へ! 新たなビジネスモデルを探る《FIP転》...
  10. 専門家に聞いた! 日本に「垂直ソーラー」が必要な理由とは?
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.52 | ¥0
2025/1/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ