ソーラーシェアリング特集号第2弾! アースジャーナルvol.06発売
2018/12/06
ソーラージャーナルの姉妹誌として発行する『アースジャーナル』の最新号が発売。設備や担い手が多様化し、導入が広がるソーラーシェアリングのいまを、1冊まるごと特集しました。
アースジャーナルvol.06
11月30日(金)発売
農林水産省が農地の一時転用許可期間を3年以内から10年以内に延長したことで、ソーラーシェアリング導入には追い風が吹いています。
ソーラージャーナルの姉妹誌として不定期で発行しているサステナブル情報誌「アースジャーナル」Vol.6では、日本の農業を元気にするための「新しい農業のスタイル」として、ソーラーシェアリングを特集。昨年の第1弾発行から1年間で、活用のかたちも担い手も広がりを見せたソーラーシェアリングのいまを、取材しました。
特集
ひろがる みんなの ソーラーシェアリング
ソーラーシェアリングが農水省によって認可されて丸5年が経過し、国の制度改定なども相まって、その広がりはますます加速しています。
そして、その広がりの中には、様々なバリエーションも生まれています。
今回の特集では、そんなバリエーションの鍵となる「地域」、「(営農の)担い手」、「設備」を柱に、様々な事例をご紹介していきます。
KEY01 : LOCAL 地域でのひろがり
農業とエネルギーは地域の問題そのもの
ソーラーシェアリングの主な目的は、未利用農地や耕作放棄地などの再生と保全、そして農業の復興にあります。また、環境意識の高まりに伴うグリーンエネルギーの選択においても、もちろん大きな意味を持ちます。地域に寄り添いながら、その存続や活性化のツールとして、ソーラーシェアリングを活用する例が生まれています。
・CASE 01 宝塚すみれ発電(兵庫県宝塚市)
・CASE 02 市民エネルギーちば(千葉県匝瑳市)
・CASE 03 二本松有機農業研究会(福島県二本松市)
・CASE 04 かなごてファーム(神奈川県小田原市)
・CASE 05 セラウェーブ(宮城県東松島市)
KEY02 : PLAYERS 担い手のひろがり
農業は誰が支えていくのか?
持続可能な農業のあり方が模索される中、大きな問題となるのが「誰が」行うか?ということ。就農者の減少と高齢化に対するひとつのソリューションとして、ソーラーシェアリングが確実に機能し始めています。高齢者、若手、そして企業──それぞれの事例を見ていきます。
・CASE 01 若手専業農家/ローカルフレッシュ(秋田県井川町)
・CASE 02 兼業農家/五味さん、後屋敷さん、堀内さん(山梨県)
・CASE 03 新規参入企業/つなぐファーム(千葉県千葉市)
KEY03 : PRODUCTS 設備のひろがり
技術革新によって、さらなる広がりを!
パネルはもちろんのこと、ソーラーシェアリングには、従来の太陽光発電とは異なる独自の仕様が必要になります。メーカーによる技術革新によって、様々な手法が生まれ、これまでなかなか実現できなかったビニールハウスへの設置も可能になりました。施工方法やパワーコンディショナの選び方などについても、解説します。
・CASE 01 電創ハウス/エーピーシーメンテナンス(千葉県市原市)
・CASE 02 自家消費型/ハウステンボス(長崎県佐世保市)
・CASE 03 2軸追尾/菅工務店(愛媛県新居浜市)
SOLAR SHARING PARTNERS
ソーラーシェアリングを支える企業
対談
城南信用金庫 顧問 吉原毅
×
WWB 代表取締役社長 龍潤生
インタビュー
マイファーム 代表取締役
西辻一真
特別対談
半農半歌手 Yae
×
パタゴニア日本支社長 辻井隆行
●ソーラーシェアリング導入Q&A
●政策を読む:農水省 鎌田知也/環境省 相澤寛史
●WORLD VIEW 世界のシェアリング事例
●SDGs×再生可能エネルギー(TREE)
●谷崎テトラの「ワールドシフトコラム」
●馬上丈司の「再エネ×農業 活性化論」
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