サングロウに「100%融資適格性」の格付け、包括的なサービスプラットフォームを目指す
2019/08/23
中国のパワーコンディショナー大手メーカーであるサングロウは、ブルームバーグNEFによる最新調査で「100%バンカブル(融資適格)」と格付けされたと発表した。インバータメーカーの中でも、この評価がなされた企業は数少ないという。
インバーターメーカーの調査
「100%融資適格」と格付け
グローバルシェア15%を誇るパワーコンディショナーの世界大手メーカー・サングロウは、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BloombergNEF)によるインバータメーカーを対象とした最新調査で「100%バンカブル(融資適格)」と格付けされたと発表した。
数多くの国際金融機関によって最も信頼できる第3者再生可能エネルギー研究拠点の1つと認識されているBloombergNEFは、インバータメーカー17社のバンカビリティ(融資適格性)について、銀行、デベロッパー、技術コンサルタントに対し、今回初めて調査を決行。
調査は、包括的な評価要素、特に長期保証と保険、地域サポートと優れた製品品質を考慮して行われ、サングロウはインバータメーカーのなかでも数少ない「100%融資適格」と評価されたという。
6大陸に展開
包括的なプラットフォーム
この結果に対して、サングロウの曹仁賢会長は「顧客、パートナー、金融機関に選ばれるブランドであることを誇りに思います。サングロウは、研究開発への継続的な取り組みにより最先端の製品を提供しており、6大陸に展開する包括的なサービスプラットフォームとして確立しつつあります」と述べた。
また、現在発表されているサングロウの上半期の財務報告によると、売上高は前年同期比14.56%増となっており、持続可能経済へ堅固な推進力を示しているようだ。さらに、同社は米州、東南アジアおよび他地域の市場へ参入と、順調に海外展開を進めている。サングロウの今後の動向に注目したい。