編集部からのお知らせ

躍進続くサングロウ 蓄電システムで自家消費への貢献も

3.4MWの一体型大容量システム
輸送・施工コストを低減

2018年末には、容量3.4MWの「SG3400HV-MV」をリリースしました。これは、「パワーコンディショナ」「変圧器」「リングメインユニット」「モニタリング・補助電源」をパッケージ化したメガソーラー向けの一体型ソリューションです。

●1500V対応
●高いメンテナンス性
●施工しやすく設置コスト削減
●輸送に便利な20フィートコンテナ
●環境温度45℃まで出力低下なし

日本市場に提供しているパワーコンディショナでは最大の容量ですが、20フィートのコンテナ内にシステム一式をコンパクトに収めることで、輸送時の利便性を高めました。全ての主要部品を前面に配置し、各入力へのヒューズ装着を容易にするなど、メンテナンス性にも配慮しています。

1500V対応ですので、発電効率もすぐれています。ディレーティングも抑えて高い発電効率を実現しました。もし発電がストップした場合にも売電ロスを最小限に抑えられるように、インバーターはモジュール方式を採用しました。防塵対策や寒冷地対策、塩害対策にも十分な対策を施し、IP66保護レベルですので耐久性の面でも自信を持っています。

より事業性の高いメガソーラーを構築できるよう、当社が力を入れて開発したソリューションです。

2019年の国内出荷は
500MWを超える見込み

サングロウジャパンは、国内市場への製品の出荷だけでなく、日本企業の皆様が海外で発電所を建設する際のサポートも行っています。日本国内では2019年に500MW以上、海外の案件も含めると600MWのPCSをご提供できる見込みです。その背景にあるのは、やはりグローバルマーケットと同じく、当社製品に対する信頼だと考えています。

日本では、むこう3年以内に買取価格30円以上の特高案件の開発が複数、控えています。ありがたいことに、未稼働案件の軽微変更でのご採用も多数ありました。皆様からの信頼の証と嬉しく受け止めています。

世界トップレベルの蓄電システムを
日本でも続々提供中

日本ではパワコンメーカーとして認知いただいていますが、世界500ヶ所以上の発電所で、これまでに合計1・3GWhを超える当社製蓄電システムが稼働しています。実は、日本においても、2018年単年で34MWh分の蓄電システムを出荷しています。

 

 

 

サングロウが提供する蓄電パッケージソリューション

●すぐれた充放電能力
●関連製品もすべて自社製造
●監視システムも自社で提供
●高い信頼性を確保

20年以上にわたるパワコン開発で培った技術を注ぎ込み、自家消費やピークシフト、系統安定化に貢献する蓄電システムを開発しました。

充放電速度にすぐれた蓄電池だけでなく、パワコンはもちろん、ラックや空調、監視システムまで自社製です。全ての関連機器を自社で製造しているのは、日本市場で私達サングロウがほぼ唯一といっていいと思います。当たり前のことではありますが、複数の試験を実施し、高い信頼性も兼ね備えています。

蓄電システムをパッケージで、かつ全て自社製で提供することのメリットに、コストパフォーマンスの優位性があると考えています。 品質管理や責任を明確化できることも、大きなポイントです。直流側での充放電によって変換ロスとシステムコストを抑えるシステムや、交流側にバッテリーを設置することで系統から充電でき、自家消費や緊急電源として活用できるシステム、どちらにも対応可能です。

いま日本では、自家消費システムの普及に向けた動きが活発化していますね。いずれ、蓄電システムの併設が当たり前になってくると思います。VPP、電力自由化など、これからますます蓄電の市場は拡大してゆくはずです。そこで生まれるニーズにしっかりと対応できるよう、注力しています。

家庭用の蓄電システムも、2020年に新製品をリリースできるよう開発を進めています。当社の技術力を結集し、日本の皆様のニーズに応えてまいります。ぜひご期待ください。

電気料金の設定を変えることで
日本の再エネ導入はさらに加速する

これから日本でもっともっと太陽光発電が普及するために、ぜひ解決していただきたいことがあります。それは、電気料金の設定の見直しです。

たとえば、オーストラリアでは、需要と供給に応じて30分ごとに電気料金を変え、需要家の負担を抑えられるように工夫がなされています。

太陽光や風力発電は、天候によって発電量が刻々と変化するわけですが、たとえば、太陽光がしっかりと発電している時は電気料金を安く設定すれば、社会にとって太陽光導入のモチベーションが高まります。需要を超えた発電については、蓄電池にためておけば夜間に安く使えるようになります。蓄電池が力を発揮する余地も大きくなり、自然エネルギーの価値がますます高まります。

日本でも、運用のソフトウェアを変えれば実現できるはずです。 ステップバイステップで、ぜひ実現に向けて進めていただきたいですね。

私達サングロウは、引き続き自然エネルギーの普及に向けて多角的に事業を展開していきます。

パワーコンディショナはもちろん、蓄電の分野でも、20年以上安心してお付き合いいただけるパートナーとして選んでいただけるよう、取り組んでまいります。

問い合わせ

SUNGROW JAPAN株式会社
東京都千代田区神田須田町1-7-9
VORT秋葉原maxim5F
TEL:03-6262-9917

Sponsored by Sungrow Japan 株式会社

< 12

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  2. 【申込受付中!】12/10東京開催!「系統用蓄電池ビジネス」セミナー 蓄電所市場で勝ち抜くヒント...
  3. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  4. 【参加受付中!】2025年1月29日(水)「第32回PVビジネスセミナー」
  5. 瓦屋根を再現したJackery社の太陽光パネルが2024年度グッドデザイン賞を受賞...
  6. ハンファジャパンが新製品「Re.RISE-G3」を発売!トークショーにヒロミさんが登壇し一日アンバサダーに就任...
  7. 【産総研】世界初となるペロブスカイト太陽電池自動作製システムを開発‼ 開発スピードを飛躍的に向上できる...
  8. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  9. 専門家に聞いた! 日本に「垂直ソーラー」が必要な理由とは?
  10. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ