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ネクストエナジーがCDP認定パートナーに認定! 日本国内で初

ネクストエナジーは、2020年からCDPの認定パートナー企業となった。これは国内初の認定で、同社のCO2削減に対する多くのソリューションが評価された結果だ。CDPやSBT、RE100などに報告可能な数々のサービスは、CDP回答企業からの評価も高い。

CDP認定は国内初の快挙!
回答企業からの推薦による

12月26日、ネクストエナジー・アンド・リソースは、2020年よりCDPと再生可能エネルギー導入に関する認定ソリューションプロバイダーとして、パートナーシップを締結すると発表した。これは、複数のCDP回答企業からの推薦によって、同社のCO2削減ソリューションの実績が認められたことによるものだ。

国際イニシアチブ「RE100」などを展開するCDPの認定を受けるためには、世界各国でサービスの品質が一定基準を満たすことが条件とされ、限られた事業者のみに許された認定だ。同社は、日本国内で初のCDP認定を受けた再生可能エネルギー関連サービスの提供事業者となる。

同社はこれまで、気候変動対策として設けられたCO2削減目標に対して、具体的なソリューションを多岐に渡り展開してきた。環境配慮型電力プラン「グリーナでんき」や、グリーン電力証書などの提案を行っている。特に、「グリーナでんき」の電力プランは、CDPの質問書や、事業活動に使用する全ての電気を再生可能エネルギーとすることにコミットする、国際イニシアチブ「RE100」への要件をクリアしているという。

こうした総合的な取り組みが、CDP回答企業に評価され、今回の国内初のCDPパートナーシップ認定につながったものと思われる。


2018年Aリストは国内20社
「環境配慮型」経営の促進に期待

CDPとは、投資家や企業、自治体などが環境への影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営する国際NGOだ。イギリス・ロンドンを拠点としており、「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(Carbon Disclosure Project)」がその前身だ。

気候変動が企業活動に与えるリスクの観点から、毎年主要な企業に対して質問書を交付している。企業は、自社のCO2排出等に対する取組みについて、「気候変動」「ウォーター(水)」「フォレスト(森林)」などの分野から回答し、最高位A、A-、B、B-、C、C-、D、D-の8段階で評価される。2019年5月に公表された「CDP気候変動レポート2018」では、20社の日本企業が最高位のAリストに選出されている。

ネクストエナジーの国内初のCDPパートナーシップ認定によって、「環境配慮型」の経営を目指す企業のさらなるサポート強化に期待できそうだ。

DATA

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社



文/山下幸恵(office SOTO)

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