編集部からのお知らせ

2020年度FITの概要をチェック!~風力発電は入札対象が拡大~

昨年度、FITの抜本的な見直しが議論され、今年度はまだ全ての電源においてFITは続く。動き出した2020年度FITの概要を電源ごとに整理。今回は風力発電についてみていく。

着床式洋上風力が
今年度から入札の対象に

風力発電については、着床式洋上風力が入札の対象となった。陸上風力に関しては、新規案件が19円/kWhから18円/kWhに下がった。陸上のリプレース案件は16円/kWh、浮体式洋上風力は36円/kWhで、2019年度のまま据え置きとなっている。 

2019年4月に、「再エネ海域利用法」が施行された。これを契機として、環境アセスメント手続き中の洋上風力案件が急増しており、一般海域内のみの累計で約13GWに達している。「この状況を踏まえれば、着床式洋上風力全体について、既に十分な競争環境が成立していると考えられる」として、着床式洋上風力に関しては、2020年度から入札制に移行することとなった。


取材・文/廣町公則

SOLAR JOURNAL vol.33(2020年春号)より転載

関連記事

© Schmidt Hammer Lassen Architects

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  2. 【申込受付中!】12/10東京開催!「系統用蓄電池ビジネス」セミナー 蓄電所市場で勝ち抜くヒント...
  3. 【北村コラム】ドイツの最新データで見る、再エネ電力の拡大と熱・交通の脱炭素化の停滞...
  4. LONGi、N型バックコンタクト「Hi-MO 9」を市場投入。TOPConを超えた新領域へ!...
  5. テスラの家庭用蓄電池 Powerwallが全国のヤマダデンキで購入&設置できる。一気に身近になったPowerwallを見に行こう!...
  6. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  7. 「雑草」がエネルギー源に!? 名城大が発電を実演
  8. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  9. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
  10. 蓄電システムのSolaXがドイツサッカーをサポート 産業用の新製品を投入し、日本での展開も強化...
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ