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ポストFITモデルが本格スタート! サングロウの蓄電システムが好評

パワコンのグローバルメーカーであるサングロウが昨年リリースした蓄電システム「159KWH-50HV」。ポストFITを導く自家消費型太陽光の普及拡大に欠かせないソリューションとして、日本全国で導入が進んでいる。

上の写真:「ST159KWH-50HV」本格的な自家消費市場に向けてサングロウが開発した蓄電システム。日本全国の工場屋根や道の駅などに、2021年2月末時点で30台ほど設置されている。

本格的な自家消費モデルへ
投資回収できる蓄電システム

固定価格買取制度(FIT)によって、利回りの良い投資案件として爆発的に作られた太陽光発電。FIT施行から 8年半を経て買取価格も低減し、今では「自家消費」が太陽光普及のトレンドとなった。その自家消費導入で注目のアイテムが、SUNGROW(サングロウ)が提供する蓄電システム「ST159KWH-50HV」だ。

2020年にリリースされた「159KWH」の革新性は、その低価格にある。SUNGROW JAPAN株式会社の営業部長・金山大地氏は、「蓄電システムを導入したいと思っても、コストの面でどうしても二の足を踏むケースが多いと思います。私達が開発した『159KWH』は、従来品のおよそ3分の1の価格を実現しました。十分に投資回収を見込める製品です」と胸を張る。


SUNGROW JAPAN株式会社 営業部部長 金山大地氏

「たとえば、パネル70kW・パワコン50kWという太陽光発電システムに1台を導入していただければ、蓄電池出力50kWをプラスして最大負荷100kWという構成が可能になります。電気代のピークカット、太陽光発電システムで発電した電力の蓄電活用、夜間電力の利用。それらと購入していた電力料金との差額だけで、十分に採算が見込めるんです」。

年間100台出荷を目指し
代理店と良好な信頼関係

「159KWH」は、2020年6月に販売を開始して、今年2月末現在で日本全国に30台以上を販売している。導入したのは、工場での自家消費やBCP対策、さらには地域住民用緊急電源など。茨城、福岡、広島など、導入地域は全国にわたる。

「導入してくださったのは再エネ100%を掲げる企業だけではありません。太陽光とセットで災害時の電源になることから、自治体様からもお引き合いがありました」と金山氏。

導入事例続々! 蓄電システム「ST159KWH-50HV」

昨年6月のリリース以来、半年強の間に日本全国の多様な案件で導入されたサングロウの蓄電システム「159KWH-50HV」。
導入事例1:自家消費&BCP対策(PPAモデル)


広島県安芸高田市
AC容量:49.5kW/DC容量:72kW/蓄電池容量:159kWh/2020年6月連系

導入事例2:地域住民用緊急電源 


福岡県糸島市
AC容量:33.3kW/DC容量:28kW/蓄電池容量:159kWh/2020年9月連系

導入事例3:工場自家消費


茨城県古河市
AC容量:49.5kW/DC容量:50kW/蓄電池容量:159kWh/2020年9月連系

 
広島県安芸高田市の道の駅の事例では、EPCを担ったウエストO&M社によるPPAもセットで導入された。2020年は、導入した顧客からのフィードバックをスピーディに開発へ活かした一年だったという。

「ユアサ商事様をはじめとした販売パートナーの皆様とともに、年間100セットを一つの目標に、努力していきます」と金山氏は意気込みをみせる。自治体が用意する補助金も充実をみせており、蓄電池導入に対するハードルはますます低くなっている。

パワコン日本シェア10%超
新製品でさらなる浸透を狙う

サングロウは、世界150ヶ国以上にパワコンを販売し、2020年末時点での累計出荷量は154GWに達するグローバルメーカーだ。日本のパワコン市場におけるシェアは2020年に10%を超えたが、引き続き新製品リリースの手を緩めない。今年注目のモデルは、100kW、125kW、5.5kWモデルの3種。

FIT申請済みの案件に適した「SG125HX-JP」は、1500V対応モデル。100kWの「SG100CX-JP」は、1000Vシステム向けだ。5.5kWの「SG5.5RS-JP」は300%の過積載が可能で、自立運転機能を備えているためソーラーシェアリングなどに適している。さらに、出力制御対応の遠隔監視システム「COM100E」の提供も始めており、顧客サービスの拡充に余念がないサングロウ。

「当社は、日本でのパワコンシェアNo.1を目指しています。当面の目標は20%。そのために、まずは15%を達成したいですね」と展望を語る金山氏。

2050年カーボンニュートラルを首相が表明したことで、再エネ導入拡大にはかつてない追い風が吹いている。2021年は、その風を受けてサングロウがさらなる飛躍を見せる一年になるだろう。
 

パワコンの後継モデルから遠隔監視システムまで
2021年も最新ソリューションが続々登場!

日本におけるパワーコンディショナのシェア10%を達成した2020年のサングロウ。今年も引き続き、高品質な新製品によってシェア拡大を図る。

100kWパワコン
SG100CX-JP


2020年にリリースされた1000V対応の高圧向けモデル。今年より順次出荷開始。最大12MPPTで変換効率98.7%、PID防止機能を内蔵するなど、高効率かつ高機能だ。

125kWパワコン
SG125HX-JP


1500Vシステムに対応した最大12MPP、変換効率99%の特別高圧に適したストリングパワーコンディショナ。PID防止機能あり。2021年秋リリースに向けて注文を受付中だ。

5.5kWパワコン
SG5.5RS-JP


300%の過積載が可能な1500V対応の単相200Vパワコン。自立運転機能付きでソーラーシェアリングなどにも適する。2021年夏のリリースを予定している。

遠隔監視システム
COM100E


2020年にリリースしたサングロウ独自の遠隔監視システム 。出力制御対応のユニットとして、北海道電力と東北電力認証取得済み。九州電力ほかでも取得予定だ。

お問い合わせ

SUNGROW JAPAN株式会社

東京都千代田区神田須田町1-7-9 VORT秋葉原maxim 5F
TEL:03-6262-9917

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