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BTSが水素エネルギーをテーマにしたドキュメンタリーを発表!

日本だけでなく、アメリカでも人気の韓国のポップスター「BTS(防弾少年団)」が、母国の大手自動車メーカーとタッグを組んで水素エネルギーをテーマにしたドキュメンタリーを発表した。

©Shutterstock

韓国から世界へ
環境問題を訴える

10年くらい前からだろうか。家電量販店に行くと韓国メーカーの商品が目立つようになり、ショッピングモールの駐車場でも韓国の自動車メーカーの車を多く見かけるようになった。そして、アカデミー賞で韓国映画が史上初の作品賞受賞の快挙を成し遂げ、昨年から今年にかけてアメリカの音楽シーンを席巻しているのがKポップスターたち。中でもBTSの人気はビートルズに匹敵すると例えられるほどだ。

そんなBTSが母国の自動車メーカー・現代自動車と組んで環境問題を世界に訴えている。2021年2月にニューヨークのブロードウェイに面したビルボードの巨大スクリーンで水素エネルギーのキャンペーンを紹介したのに続き、世界環境デーの6月5日に同社の水素自動車のプロモーションとしてドキュメンタリーを発表した。

このドキュメンタリーでは、現代自動車が推進する世界キャンペーンを踏襲し、「For Tomorrow, we won’t wait(明日のために、私たちは待たない)」というスローガンを掲げた。次世代のクリーンエネルギーとして水素に切り替えることがいかに地球環境に貢献するかをポップに説明している。

世界を引きつける
韓国勢の社会貢献

こうした環境活動に取り組むKポップスターは、BTSだけではない。4人組の女性アイドルグループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」は、2021年11月にスコットランドで開かれる国連の第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)への応援メッセージ動画を投稿した。

「最近、気候変動についてのニュースを頻繁に耳にします。私たちはすべての問題を知っているわけではありませんが、この惑星を大切に思っています。私たち一人一人が変化を作ることは可能で、今すぐアクションを起こす必要があります。気候変動は私たちの惑星についてであり、未来でもあり、私たち全員に影響を及ぼすのです」ーーと英語で訴えたこの投稿は1千万回以上再生された。そして、開催国のボリス・ジョンソン英首相から感謝の手紙を送られただけでなく、国連からは同会議の親善大使に任命されるという名誉を与えられた。

韓国勢の社会貢献は、これからも世界を魅了していくだろう。


取材・文:はせがわいずみ

SOLAR JOURNAL vol.38(2021年夏号)より転載

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