大阪初、水上メガソーラーが完成! ジンコが発表
2015/09/25
ジンコソーラーは9月18日、同社製モジュールが採用された大阪初の水上メガソーラー(1MW)が完成したことを発表した。
大阪府岸和田市にある溜池に建設されたこの発電所では260Wの出力を誇る「イーグルシリーズ」の太陽光発電モジュールを採用しており、設計・施工は大和ハウスの子会社である大和リースが担当した。年間発電量は約118万kWhで、一般家庭の約300世帯が年間に消費する電力量に相当する。発電した電力は8月10日から関西電力に全量売電しており、売電収入の一部は、大阪府と岸和田市に寄付する予定だという。
太陽光発電モジュールをフロートタイプの架台に取り付けて、池などの水面に浮かべる水上ソーラーは、土地資源を占有しないうえ、水分蒸発量を軽減して藻の繁殖も抑制できる。 また、パネルには冷却効果もあり、表面温度の上昇を抑えてより高い発電効率を実現できる。
このような設置方法ではモジュールの気密性や耐湿性が求められるため、PIDフリー「電圧誘起出力低下現象発生ゼロ」というイーグルシリーズの性能が活かされたといえるだろう。
ジンコソーラージャパン株式会社
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