編集部からのお知らせ

TMEICが米国で躍進する本当の理由って?

また、ユーザーとのストレートなコミュニケーションが技術力向上につながるとのポリシーの下、営業/マーケティングだけでなく、技術者も積極的にユーザーを訪問し、ユーザーニーズを漏らすことなく汲み取っている。このような関係から生み出された製品は、「ユーザーと一緒に製品を作ったと言っても過言ではない」(同氏)としている。

同社は、世界最大クラスとなる容量2300/2500kWの屋外型パワーコンディショナを2015年12月に出荷すると発表した。同製品は、世界最大クラスの大容量、世界最高クラスの電力変換効率を実現した初めての1500Vdc対応製品となる。

太陽光発電システムでは、システム電圧を現在主流の1000Vdcから1500Vdcにすることで、高効率化と大容量集約化、数量低減、設置工数低減などによるコストダウンが期待されている。このため、グローバル市場の動きに応えるべく、開発したものだ。これも先述した同社のコミュニケーション重視のポリシーがあてこその製品と言えるだろう。


東芝三菱電機産業システム(TMEIC)
セールスマネージャー 坂竜太氏
http://www.tmeic.co.jp/
※本取材は、サンフランシスコで開催された太陽光発電見本市「INTERSOLAR NA」で行われたものです。


文/成澤 誠

< 12

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【北村さんコラム】エネルギー安全保障に対応できない日本の脱炭素政策
  2. 【参加受付中!】2025年6月10日(火)「第34回PVビジネスセミナー」
  3. 家庭用蓄電池の定額利用サービス 2040年にかけての市場が大幅に拡大
  4. EMS関連の国内市場 2040年にかけ中小規模の施設でも導入拡大へ
  5. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  6. 【資源エネルギー庁】再エネ特措法に基づく現地調査を今月から実施
  7. 仙台市、新築建築物への太陽光設置義務化の制度案を公表 東北では初導入...
  8. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  9. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  10. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.53 | ¥0
2025/4/10発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ