業界ニュース

経済産業省 アグリゲーターとFIP事業者のマッチング・プラットフォームを立ち上げ

経済産業省は8月12日、FIP事業者がアグリゲーター(特定卸供給事業者)に円滑にアクセスできるよう、同省のウェブサイトに、全国のアグリゲーターとFIP事業者を結びつける新たなマッチング・プラットフォームを立ち上げると発表した。

<目次>
1.第7次エネ基でFIPの活用を進める方針
2.アグリゲーターに情報掲載の登録を呼びかけ

 

第7次エネ基で
FIPの活用を進める方針

新たに策定された第7次エネルギー基本計画では、再生可能エネルギーの主力電源化にあたり、電力市場への統合を図るため、FIP制度のさらなる活用を進める方針を打ち出している。こうしたなかで、小規模電源も含めてFIP制度のさらなる活用を促進するうえでは、それらの電源の需給調整を行うアグリゲーターの役割が重要であり、アグリゲーターとFIP事業者のマッチングを進めることが重要となっている。

このため、FIP事業者がアグリゲーターに円滑にアクセスできるよう、経済産業省資源エネルギー庁は、同省のウェブサイトに、全国のアグリゲーターのFIP事業者向けのアグリゲーションプランを掲載する、新たなマッチング・プラットフォームを設立する。

 

 

アグリゲーターに
情報掲載の登録を呼びかけ

新たなマッチング・プラットフォームは、9月中をめどに公開する予定だ。資源エネルギー庁新エネルギー課では、情報の掲載を希望するアグリゲーターに対してマッチング・プラットフォームへの登録を呼びかけている。資源エネルギー庁新エネルギー課では、「できるだけ多くの国内の特定卸供給事業者の登録を期待しています」と話している。

DATA

アグリゲーターとFIP事業者のマッチング・プラットフォームを設立します

取材・文/高橋健一

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12月12日(金)に開催する「第36回PVビジネスセミナー」では、自然エネルギー財団 主席研究員の工藤美香氏が「長期脱炭素電源オークションの展望と課題」について解説します。

千葉県柏市 経営戦略課の政策担当者が「EMSを活用した環境未来都市が目指すもの」というテーマで、先進的な街づくりの取り組みを紹介します。


PVビジネスセミナー

第7次エネルギー基本計画では、太陽光発電と蓄電池の普及を加速させる方針を打ち出しています。そうしたなかで、供給側の変動に応じて、電気需要の最適化を図る必要性が高まっています。今回のセミナーでは、国の最新の政策動向とともに、PPAの先進事例と蓄電池活用の市場動向を紹介します。長期脱炭素電源オークションの現状と課題、自治体による住宅向けPPA会社、国内外で開発された最新テクノロジーなどを紹介します。


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