編集部からのお知らせ

創業100年ドイツパワコンメーカーが日本市場へ!

創業100年を超えるドイツのパワコンメーカー「KACO」が、着々と日本市場への進出を果たしている。今後計画しているプロジェクトや、2018年度の導入目標は? 同社でCSOを務めるDavid Mabille氏にお話を伺った。

代理店やEPCとプロジェクト進行
存在感を高める

当社はドイツに本社を置き、1914年に創業された100年を超える企業です。太陽光発電用パワーコンディショナ、監視システム、産業用アプリケーション、電力供給システムを世界中に提供しています。日本の太陽光発電市場では、大規模プロジェクトにおけるセントラルインバータ供給を通じて足がかりを築いてきました。

日本市場は確実に安定してきましたし、未来は明るいと思います。競争で価格が下がりつつある一方、当社は日本に適合した新製品を提供しています。最近では2種類のストリングインバータを発表しました。

また2種類のパワコンで電力会社から使用承認を得ており、すでに発売されたセントラルパワコンは150MW以上の累計実績があります。今度は沖縄でも導入される予定で、パイロットプロジェクトも進行しています。

日本市場で会社を成長させるためには、存在を明確にすることだと思います。人々を惹きつけて、サービスに対する反応を素早くし、日本市場をもっと理解しなければいけません。

また代理店を探すこと、EPCと連携したプロジェクトの進行も必要です。始まったばかりのプロジェクトもありますが、少なくとも2018年度は50~100MWの導入実績を目指しています。

DATA

KACO new energy GmbH CSO

David Mabille氏


取材・文/廣町公則、大根田康介

『SOLAR JOURNAL』vol.25より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【GoodWe】大電流対応パワコンの採用で過電流からの保護と発電量のアップを実現...
  2. パワーエックス、“垂直統合型”のビジネスモデルで蓄電システムの販売拡大を目指す...
  3. 【終了】2025年9月12日(金)「第35回PVビジネスセミナー」
  4. エネ基2040ビジョン、具体化へ② 各省庁による太陽光拡大施策が明らかに!...
  5. 蓄電所ビジネスを支えるHUAWEIの蓄電池。地域と調和する次世代インフラの新基準...
  6. 北海道釧路市「ノーモア メガソーラー宣言」 10kW以上の事業用太陽光発電を許可制へ...
  7. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  8. 系統用蓄電池の導入拡大が進む システム価格は前年比 約2割減
  9. エネ基2040ビジョン、具体化へ① PV業界の明日がわかる最新政策パッケージ...
  10. 需給調整市場で注目!一次調整力の要件をクリアする蓄電池EMS戦略とは?
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.54 | ¥0
2025/8/1発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ