編集部からのお知らせ

リサイクル業界からは世界初! 「RE100」に日本企業が加盟

事業運営を100%再生可能エネルギーで行うことを目標とする企業が加盟する「RE100」。名だたる世界的企業が名を連ねる中、リサイクル業界から、世界で初めて加盟した企業がある。日本のエンビプロ・ホールディングスだ。

2050年までに消費電力を
100%再生可能エネルギーに

事業運営に要する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる国際イニシアチブ「RE100」に、静岡県富士宮市の株式会社エンビプロ・ホールディングスが加盟した。リサイクル業界からの加盟は、世界初だという。

同社は2050年までに、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーにするとの目標を掲げた。具体的な活動内容としては、同社が抱えるグループ企業のノウハウを活用していく。

エコネコル社で立ち上げたバイオマス発電所への燃料供給事業、E3社で取り組んできた太陽光発電事業、ブライトイノベーション社の環境経営コンサルティングなど、さまざまな事業で培ったノウハウを結集しながら、まず手始めに自社工場への太陽光発電設備を導入。発電した電力の自家消費を進め、再生可能エネルギーの活用を推進する。

その背景には、世界的な「ESG投資」の動きがある。ESG投資とは、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)の頭文字を取ったもので、持続可能な社会づくりに貢献するため、ESGの3つの点を重視して企業への投資を行うこと。国連が提唱し、欧米の金融機関や投資家を中心に広がっている投資手法だ。

エンビプロ・ホールディングスは、このESG投資が注目されている世界的な動きを踏まえて、「RE100」への加盟により企業価値のさらなる向上を図るとしている。

DATA

株式会社エンビプロ・ホールディングス

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  2. 【環境省】脱炭素先行地域に7提案を追加選定、全国40道府県88提案に
  3. 【補助金】住宅の省エネ基準適合義務化 国の新たな補助金・支援制度まとめ...
  4. 【参加受付中!】2025年6月10日(火)「第34回PVビジネスセミナー」
  5. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  6. AI・データセンターのRUTILEAが蓄電所に参入。HUAWEIの蓄電システムが選ばれた理由とは?...
  7. 太陽光発電協会、新春交流会を開催。「2040年22~29%、2050年400GW」に向けて...
  8. 【PVビジネスセミナーレポート】第7次エネルギー基本計画の論点は?
  9. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  10. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.53 | ¥0
2025/4/10発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ