編集部からのお知らせ

こんな活用術が⁉ パリで見かけた画期的太陽光ホテル 

世界の中でも地球にやさしい国、フランス。そのフランスの首都・パリに再エネを取り入れたホテルがある。なぜ「ソーラーホテル」はできたのか?そしてホテルが生む地球へのメリットとは?

太陽光発電を活用
パリのソーラーホテル

商業地で建造物を新築する際に、屋上緑化かソーラーパネルの設置を義務付ける法案が2015年に可決されたフランス。
太陽光発電を使うことで、宿泊費の高いパリで低価格・高品質のサービスを提供するホテルがある。市内14区にある、その名も「ソーラーホテル」だ。

同ホテルを経営するのは、環境保護団体で30年間代表を務めてきたフランク・ラバル氏。
ツーリズムは経済や社会だけでなく、環境面でも大きな影響をその土地に与える。
パリは世界を代表する観光都市だが、大部分の宿泊施設は地球温暖化やエネルギー、健康問題に注意を払っていない。

そこでラバル氏は、観光事業者こそ環境に配慮することが大切だと考えた。
太陽光発電を活用し、ホテルで使う電力の75%削減に成功。節水や90%のゴミリサイクルも行う。
利用客もここに宿泊することで、物を有効利用し、無駄をなくすといった環境への意識が強まるという。


【DATA】
Solar hotel(ソーラーホテル)
22 rue Boulard 75014 Paris


取材・文・写真/Yukinobu Kato

※『SOLAR JOURNAL』vol.14 より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【アグリゲーションビジネスの最新動向】収益最大化に向けた新たな動き
  2. 北海道釧路市「ノーモア メガソーラー宣言」 10kW以上の事業用太陽光発電を許可制へ...
  3. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  4. 【参加受付中!】2025年12月12日(金)「第36回PVビジネスセミナー」
  5. 系統用蓄電池の導入拡大が進む システム価格は前年比 約2割減
  6. エネ基2040ビジョン、具体化へ② 各省庁による太陽光拡大施策が明らかに!...
  7. パワーエックス、“垂直統合型”のビジネスモデルで蓄電システムの販売拡大を目指す...
  8. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  9. 【終了】2025年9月12日(金)「第35回PVビジネスセミナー」
  10. 需給調整市場で注目!一次調整力の要件をクリアする蓄電池EMS戦略とは?
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.54 | ¥0
2025/8/1発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ