編集部からのお知らせ

太陽光発電の雑草問題を防草シートで解決! 初期費用を抑える”業界初”の施策とは?

太陽光発電所の雑草対策として、「防草シート」への関心が高まっている。除草剤や草刈りに比べて初期費用の高さがネックだったが、白崎コーポレーションの「7年リースプラン」と「メンテナンス付き10年保証」により、その課題も解決された。

発電量を落とし
近隣トラブルの原因にも

太陽光発電所の「雑草問題」が、近年、顕在化してきている。とくに管理基準が比較的ゆるい低圧(10~50kW)の野立て太陽光発電所においては、雑草への対応がほとんど行われず、太陽光パネルが草で覆われてしまっているケースも少なくない。当然、発電量は大きく落ちるし、近隣からの苦情やトラブルの原因ともなってしまう。

雑草対策には、一般に「草刈り」「除草剤」「防草シート」があるが、なかでも長期的な効果を期待できるのは防草シートだ。ただ、防草シートは長い目でみればお得だが、除草や草刈りと違って、導入時にまとまったお金が必要になるというハードルがあった。

こうした状況にあって、いま注目を集めているのが、太陽光発電所向け防草シートのパイオニア、白崎コーポレーションが発表した「7年リースプラン」「メンテナンス付き10年保証」だ。

 

7年リースプランなら
導入ネックが解消される

7年リースプランは、「防草シート製品代+施工代」を7年間のリースによって提供するというもの。代金を月々のリース料として扱えるので、“防草シートはイニシャルコストが掛るから手を出せない”とあきらめていた発電事業者でも、無理せず導入することができる。

全面に敷く場合だけでなく、部分敷設(パネル前・パネル下・フェンス周り・パワコン周り、もしくは複数組合せ)や材料のみでもリース可能だ。

さらに、リース期間中は「動産保険」が付くので、万一のトラブルにも安心。動産保険の内容は、火災・爆発・破裂による損害から、落雷・風・ひょう・雪による損害、車両の衝突・接触による損害、盗難による損害など多岐にわたる。

白崎コーポレーションの常務取締役 中川豪氏はいう。

「草刈りをしても雑草がどんどん育ってきてしまうので、防草シートを敷いてみたいというご相談をよく受けます。ただ、防草シートを敷設するには、低圧太陽光発電所の場合で120万円くらいは掛かります。

草刈りでも年間10万円くらいは掛かりますから、事業期間全体ではむしろ割安なのですが、低圧の事業主さんにとって、いきなり120万円は厳しいというのが正直なところではないでしょうか。実際、売電収入から少しずつ費用化したいというご要望が多くあります。

そうした状況を踏まえ、お客様の声に応えて開発したのが、業界初となる7年リースプランなのです。防草シートをより身近なものにすることで、太陽光発電の健全な普及をサポートしていければ幸いです」。

 

防草シートを敷く前の発電所

防草シートを敷いた後の発電所

 

メンテナンスとセットになった
業界初の10年保証プラン

同社が掲げる10年保証とは、「10年間雑草が発電に影響を与えない状態」を保証するというもの。たんに防草シートの製品保証をするのではなく、雑草によって発電に支障が出ない“状態”を約束する画期的な内容だ。これを可能にするために、敷設時の施工管理から、保守点検・メンテナンスまでパッケージにした保証システムとなっている。

具体的には、防草シート上の目視点検による雑草の除去、防草シートの破損・捲れの補修などがパッケージに含まれる。敷設後3年間は巡回点検・メンテナンスを実施し(点検報告書付)、敷設後4年目以降はオンコールにより駆け付けサービスを実施するという。

防草シートを敷いてみようと考えても、それが何年にわたって役に立つのか分からなくては、なかなか導入に踏み切れないだろう。その点、白崎コーポレーションの10年保証なら心強い。その効果はもちろん、10年間の費用計算が明確になるので、発電所経営の観点からも安心して敷設することができる。

 

自社発電所で実証実験
雑草問題解決のプロ集団

10年保証は、製品に対する自信がなくてはできないことだ。白崎コーポレーションは、1996年に防草シート事業を立ち上げ、神戸淡路鳴門自動車道に採用されたのを皮切りに、公共工事においては国内トップクラスのシェアを誇る。

太陽光発電所向け防草シートの研究開発にもいち早く取り組み、2014年より自社で太陽光発電所を所有・運営し、防草シートの性能検証を続けてきた。雑草に関する研究所に参画するなど、植物の特性にも熟知している。同社の10年保証は、こうした経験と実績、幅広い知見に裏打ちされたものなのだ。

「弊社には20年の耐久性を追求した防草シートもありますが、太陽光発電所向け保証プランはあえて10年とし、それに最適な製品をパッケージしました。ご相談の多い案件は稼働中の低圧発電所であり、FIT残存期間は15年程度です。

そうしたお客様にとっては、これからの10年を確実に保証し、残りの期間は計画的な修繕によって性能維持に努めるというやり方が、コストバランスからいっても望ましいと考えたからです」(中川氏)。

中川氏は、「防草シートは売って終わりでない」と強調する。「私たちは“雑草問題解決のプロ集団”であることを目指しています。お客様のニーズをくみとり、一緒に課題を解決していくことで、お客様のビジネスを成功に導くお手伝いができればと考えています」。

 

お問い合わせ

白崎コーポレーション

〒103-0023
東京都中央区日本橋本町2-6-3 小西ビル
TEL:03-3667-9882


取材・文/廣町公則

Sponsored by 株式会社白崎コーポレーション

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【申込受付中!】12/10東京開催!「系統用蓄電池ビジネス」セミナー 蓄電所市場で勝ち抜くヒント...
  2. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  3. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  4. 瓦屋根を再現したJackery社の太陽光パネルが2024年度グッドデザイン賞を受賞...
  5. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  6. 【参加受付中!】2025年1月29日(水)「第32回PVビジネスセミナー」
  7. 【11月20~22日開催】『第12回PV EXPO関西』の注目ブースとカンファレンスなどの見どころを完全紹介!...
  8. 専門家に聞いた! 日本に「垂直ソーラー」が必要な理由とは?
  9. ハンファジャパンが新製品「Re.RISE-G3」を発売!トークショーにヒロミさんが登壇し一日アンバサダーに就任...
  10. 【注意喚起】FIT/FIP 申請書類における書類作成者以外の加工は厳に慎んでください...
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ