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SMA製品(MVPS)モンゴルの太陽光発電事業に採用

SMAジャパン株式会社の直流1,000Vの特別高圧専用コンテナソリューションMV POWER STATION 2000XTが、モンゴル国モンナラン地区太陽光発電事業に採用された。この製品で、モンゴル国の低炭素技術普及にむけた取り組みのコスト削減を目指す。

二国間クレジット制度事業
温室効果ガス排出量貢献へ

SMAジャパン株式会社(以下SMA)は、同社の製品である、直流1,000Vの特別高圧専用コンテナソリューションMV POWER STATION 2000XT(以下MVPS)が5台(定格出力10MW)、モンゴル国モンナラン地区太陽光発電事業において採用されたことを発表した。

この事業は、国が進める二国間クレジット制度に基づく設備補助事業の一環で、ファームドゥ株式会社(群馬県前橋市)が出資する現地法人がモンゴル国営送配電会社と売電契約をむすび、28ヘクタールの敷地に太陽光パネルを設置し、パネルの下で野菜栽培を行うことで土地を有効活用する。
石炭が主なエネルギー源であるモンゴルにクリーンなエネルギーを供給し、温室効果ガス排出量削減に貢献するとともに、日本の温室効果ガス排出量削減目標の達成にもつなげる。

採用されたMVPSは、2台の1,000kWセントラルパワコン、昇圧トランス・リングメインユニットがコンテナに収まるようにパッケージ化された製品だ。

今回の採用に関して、SMAの今津武士代表取締役社長は「MVPSは卓越したテクノロジー、安全性、長期にわたる信頼性の高い製品のため、このような事業に最適で大幅なコスト削減を実現します。」と述べている。

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