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アン・ハサウェイが環境活動をスタート! 海洋プラスチック問題への活動に投資

アン・ハサウェイは、長年、女性の人権向上運動に尽力してきた。国連の親善大使も務め、ハリウッドでの男女不平等を声高に訴えてきた。そんな彼女が、家族とともに環境活動をスタートさせた。

環境活動にもイジメにも
強い心で向き合う

キュートなルックスとコメディエンヌぶりで日本のファンを魅了し続けるアン・ハサウェイは、母として、妻として、女優として多忙な日々を送る中、独身時代から続けている女性の人権向上活動に加え、難病を患う子供たちの治療団体や同性婚への支援もしている。そして、2019年には、国連でスピーチをした環境活動家のグレタ・トゥーンベリに向けて、インスタグラムで応援メッセージを投稿。子供のイジメについて、また、地球の環境問題について物申した。

「親愛なるグレタ・トゥーンベリ」という書き出しで始まるこのメッセージでアンは、「橋の下には常にトロールがいるものだというのを覚えておいてほしい」とつづり、挑発的な発言をする人というスラングの「トロール」と橋の下に住むという伝説の「トロール」をひっかけて、当時の大統領をはじめ、グレタに対してイジメ的発言をする存在をその例に挙げながら、「強い心を持って進みなさい」とアドバイス。難病と闘う子供たちを目の当たりにしてきただけでなく、実生活での母親としての気持ちがにじみ出る彼女らしいものだった。

夫婦で真剣に考える
海洋プラスチック問題

近年、海洋プラスチックごみは地球が直面している問題として大きく取り上げられるようになってきた。そんな現実を考えて、アンは眠れない夜を過ごしているという。

「プラスチックなしが可能ならそれに越したことはないけれど、現実はまだそこまで行ってない。それを考えると夜も眠れないわ(冗談を言っているワケじゃないの)。そこで、私とアダム(夫)は、ゼンウォーター(ZENWTR)に投資することにしたと言うのを許してほしい」とインスタグラムに投稿した。

ゼンウォーターは海に流れつく前に拾われたプラスチックごみをリサイクルして作ったボトルを使用しているアルカリ水メーカー。その活動に賛同して、アンは夫婦で支援をすることにしたのだ。

ゼンウォーターに投資しているセレブはアンだけではない。パリス・ヒルトン、クロエ・カーダシアンらも名を連ねている。

アンはこの投稿を「これは、魔法の解決策ではないし、(私たちは)環境問題の偽情報を流そうとしているワケでもない。プラスチックはできるだけ避けるべきだけど、この不完全な世界では、それは難しい。でも、より良い解決策を開発している間に、こうしたもっとサステナブルなオプションがあることがわかると私はほっとするの」と締めくくっている。

地球の未来のためにアンは家族で小さな一歩を踏み出したのだ。


取材・文:はせがわいずみ

SOLAR JOURNAL vol.40(2022年冬号)より転載

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