オフグリッドに高まる期待。新興国にPVを!
2017/04/28
世界27ヶ所に事業所をもつ欧州有数の太陽光システム専門商社プロインゾ。電力系統(グリッド)が整備されていない無電化地域の支援活動を行う同社がCSRとして掲げる「SOLAR ENERGY SOLIDARITY」とは? プロインゾ ジャパン代表の伊集院氏に聞いた。
POINT1 PROINSO SOLAR ENERGY SOLIDARITY
~太陽光で無電化地域に明りを灯す~
SOLAR ENERGY SOLIDARITY(ソーラー・エナジー・ソリダリティ)とは、金銭的な問題や技術・物資の不足などから電気のある暮らしを送れない人々を支援する、全世界のプロインゾが一丸となって進めているプロジェクトです。
「ソーラーライト寄付プロジェクト」や「オフグリッド・プロジェクト」も、その一環です。現在、無電化地域に住む人々は全世界の20%、東南アジアでは37%もの人々が電力系統にアクセスできずにいます。
私たちは、この取り組みを通して新興国のエネルギー供給を支援し、全ての人々が平等に教育や医療を受けられる世界になることを目指しています。
●「ソーラーライト寄付プロジェクト」
子供たちにも明るい未来を届けたい
プロインゾでは、無電化地域の子供たちに灯りのある暮らしを届けるために、「ソーラーライト寄付プロジェクト」を展開しています。小型太陽光パネルと充電池、LEDライトが一体となったライトを、1つご購入いただくと、無電化地域の子供にも1つ寄付されるという取り組みです。50mAのパネルを使い、照電時間は5時間以上、手元で本が読める明るさ(18ルーメン)をもつ高性能ライトです。
●「オフグリッド・プロジェクト」
ソーラーパワーアワード2016を受賞!
SOLAR ENERGY SOLIDARITYの理念のもと進めてきた「インドネシア・オフグリッド・プロジェクト」が、2016年のソーラーアワードを受賞しました。それは太陽光パネルと蓄電池を組み合わせた独自の電力自給システムで、インドネシアの無電化地域に光を灯そうというプロジェクト。2011年以来続けている新興国への電力支援活動の一例です。