FIT改正後の小型風力発電、事業化のポイントは?

風力研究の第一人者 牛山氏、
日本のポテンシャルに期待

続いて講演を行った足利工業大学理事長の牛山氏は、風力発電の内外動向と日本における小型風力発電の課題を、豊富なデータをもとに解き明かした。


風力発電の現状と可能性を語った牛山泉氏

各国の風力発電の導入量は、着実に伸び続けており、2016年12月末時点で、世界では約4億8700万kWの風力発電が導入されている。これは日本の全電源の発電設備の合計(約2億9200万kW)よりもはるかに多い。また、太陽光発電と風力発電の導入率をみると、世界では圧倒的に風力発電が主流なのに対し、日本では再生可能エネルギーの大半を太陽光発電が占めている。

各国の風力発電導入率

しかし、日本における風力発電のポテンシャルは、決して小さなものではない。環境省の試算では、太陽光のポテンシャルが 1億5000万kWであるのに対して、風力(大形・小形・洋上含む)のポテンシャルは19億kWと桁違いの大きさを示している。日本の風力発電には、とてつもない可能性が秘められているのだ。

< 123>
PICK UP
注目記事
太陽光関連メーカー一覧

RANKING

  1. 1
    分散型パワコンに“20年の安心”を 富士電機が国産メーカーとして出した答え
    分散型パワコンに“20年の安心”を 富士電機が国産メーカーとして出した答え
  2. 2
    【終了】蓄電池ビジネス最前線セミナー|激変する市場変化に合わせた事業戦略の進め方
    【終了】蓄電池ビジネス最前線セミナー|激変する市場変化に合わせた事業戦略の進め方
  3. 3
    2030年を見据えた再エネ市場戦略 ~政策動向と最新技術トレンドを掴む~【第39回PVビジネスセミナー開催レポート】
    2030年を見据えた再エネ市場戦略 ~政策動向と最新技術トレンドを掴む~【第39回PVビジネスセミナー開催レポート】
  4. 4
    ハンファジャパンが家庭向けサービスを統合 ENERICHが導くトータルエネルギーソリューションの最前線
    ハンファジャパンが家庭向けサービスを統合 ENERICHが導くトータルエネルギーソリューションの最前線
  5. 5
    再エネ出力制御率、2035年には北海道で37%に拡大、優先給電ルールの見直しで大幅減の見通し
    再エネ出力制御率、2035年には北海道で37%に拡大、優先給電ルールの見直しで大幅減の見通し

MAGAZINE

vol.58 / ¥0
2026年8月4日発行

PRESS