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新事業のチャンス「バーチャルパワープラント」とは

バーチャルパワープラント(VPP)という言葉をご存知だろうか? 太陽光発電協会(JPEA)は、VPPに関する技術こそ太陽光発電事業の成長には欠かせないと述べる。

太陽光発電の未来に
必要不可欠な技術

2050年200GW、さらに200GWを超えて成長を続けていくためには、多方面での技術の進歩が欠かせない。JPEAでは、最大の技術開発として「バーチャルパワープラント(VPP)」に関する技術を挙げる。

VPPとは、電力系統に分散配置されるエネルギー設備(発電・貯蔵・需要の能動化)を、IoTを活用したエネルギーマネジメントやデマンドレスポンスなどにより、あたかも1つの発電所のように制御するというもの。従来の電力システムを大きく変える概念であり、そこには太陽光発電に関連する多様な技術が内包されている。

ドイツをはじめ欧州では、既にVPPビジネスモデルが立ち上がっており、日本でも今後、新たな事業として拡大する可能性が大きい。

(出典)経済産業省資源エネルギー庁


取材・文/廣町公則

『SOLAR JOURNAL』vol.22より転載

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2017/11/01 | 編集部からのお知らせ

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