再エネビジネス成功の秘策がここに!次に来るのは?
2017/12/05
リベラルソリューション株式会社 代表取締役
下田穣氏
「革新的な小型風車」
風力発電先進国デンマークで誕生した、安全で安定した風力発電設備を紹介。制震ダンパーによる静音性やギアボックスの搭載による安全性への配慮に加え、電気の力でナセルの向きを調整するアクティブ・ヨーシステムなど革新的な技術が凝縮された小型風車だ。パソコンやスマートフォンでの遠隔監視はもちろん、運転停止や再始動など、遠隔制御も容易に実現できるという。
株式会社資源総合システム 代表取締役社長
一木修氏
「太陽光発電の今後の展開」
国内外の最新データをもとに、太陽光発電システムのこれからを展望。太陽光は、かつての「チャレンジャー」から、エネルギーの在り方を変える「チェンジャー」へと進化した。今後は、社会基盤を変える存在として、より広範な利用拡大に向かう必要があるという。最優先されるべき日本の取り組みとして、高効率化の追求、システム運用技術の確立、電力貯蔵技術の導入などを挙げ、ビジネスシーンにおいて今何をすべきかを指し示した。
LONGi Solar Technology株式会社 テクニカルマネージャー
柴田憲司朗氏
「300W+モジュール」
単結晶シリコン太陽電池モジュールのリーディングカンパニー、LONGi Splar。柴田氏は、単結晶モジュールのコストパフォーマンスが高まり、住宅用はもちろん産業用においても利用拡大が進んでいる現状を紹介。人気の理由は、「優れた効率・出力」「優れた信頼性」「優れた実発電量」にあるという。先進のPERC技術をベースに、60セル品で300Wを超えるモジュールをいち早く市場投入した、同社ならでは技術力をアピールした。
取材・文/廣町公則